何かとオフィシャルなルールやマナーも存在する贈り物まわり。
「これは失礼にならないの?」「ちょっと粋な気遣いがしたい」なんて思いつつ、オドオドしてしまわないための小ネタをここでご紹介。
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よきタイミングとは?
気のおけない友人への贈り物にはタイミングなんてないのかもしれないけれど、改まったシーンではそうもいかないはず。よきタイミングの基本として、お祝いごとは「それを知ったらなるべく早いうちに」がマナー。
ただし、出産祝いなどはすぐに届けると相手の負担になるため、少し落ち着いてからにする配慮を。こんなこと言ったら元も子もないけれど、判断基準としては“自分が相手なら、いつもらったときが最も嬉しいか”を考えよう
気の利いたひとこと
相手に贈り物をするとき、なんて言って渡したらいいか戸惑うことってないだろうか?本当はものすごく考えて選んだお土産も、つい照れ隠しで「つまらないものですが」なんて言ってしまったり。
そんなときは、こんな言葉たちを選んでみよう。ポイントは、相手に“なぜそれを渡したいのか”が伝わること。
「熨斗」と「水引」
大人になると出番の増える「熨斗(のし)」と「水引」。「熨斗」はそもそも「熨斗鮑」を図柄にして省略したもので、めでたい贈り物につける。水引は、元は紙などで包んだ贈りものを結ぶためのもの。
結び方によって贈り主のこころを表現する役割もあり、水引の種類や色によって用途も異なる。
熨斗鮑
元は、鮑を長細く切って引き伸ばした保存食料だったが、後にお祝いの儀式や贈り物への添えものとなった
水引の種類
蝶結び
繰り返し結び直せるため「何度でも繰り返してほしい」お祝いやお礼などにお中元やお歳暮、出産祝い、進学祝い、お年玉にも
結び切り
「固く結ばれてほどけないように」:結婚式の御祝儀、内祝い「二度と繰り返さないでほしい」:お見舞、弔事
あわじ結び
「末永くつき合う」:結婚式の御祝儀
「二度と繰り返さないでほしい」:お見舞、弔事
梅結び
「固く結ばれてほどけないように」:婚礼にまつわる雑貨など、引き出物
snaq.meのギフト
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文=3PMmm…編集部
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