ビスコッティという焼き菓子をご存知ですか?
「ちょっと変わった形をしたクッキーでしょ」と思った方!実はビスコッティの特徴は形だけではないんです!
今回は、意外と知らないビスコッティとクッキーの違いについて紹介します。
ビスコッティとは
ビスコッティは、ザクザクとした硬い食感が特徴的な中部イタリアの伝統菓子です。
小麦粉や砂糖などにチョコレートやアーモンドなどのナッツ類、ベリーなどのドライフルーツが入っています。
「ビスコッティ」という名前は、
「ビス」=2度、「コッティ」=焼くという意味です。
棒状にのばして一度焼き、温かいうちにカットした後、再びオーブンで焼いて作られます。
その名の通り、2回焼いて作るんですね!
焼くのに長い時間がかかるため手間はかかりますが、この作業によって他のお菓子にはない硬い食感や香りを生み出しています。
一方、クッキーはアメリカから伝わった焼き菓子です。
アメリカでは小麦粉や卵からできた、小さくてサクッとするまで焼き上げたお菓子のことを指します。
かなり広い概念の言葉なので、クラッカーやパイなどもクッキーの一種と考えることができます。
ビスコッティのおいしい食べ方
せっかくビスコッティについて詳しくなったので、美味しくいただきたいですよね!
そこでビスコッティの美味しい食べ方についても紹介します。
コーヒーと一緒に
ビスコッティ発祥のイタリアでは、ビスコッティをコーヒーに浸して食べるのが一般的です。
ビスコッティはそのままでは少し硬く感じる人も、浸して柔らかくすれば美味しくいただけますね。
コーヒーの苦味とビスコッティの甘さがとてもよく合うおすすめの食べ方です!
ワインと一緒に
実はビスコッティはワインとの相性も抜群なんです!
イタリアのレストランでは、「ヴィンサント(=聖なるワイン)」という名の甘口ワインとセットにして出されているほど。
是非少し甘めの赤ワインと合わせて食べてみてください。
手間をかけて「ビス」=2度「コッティ」=焼きされたビスコッティ。
その香ばしい香りと特徴的な食感を是非味わってみてください!
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