Why can’t I have a normal (dog, baseball team, groundskeeper, etc…) like everyone else?
なんでみんなと同じにできないんだろう?(犬とか野球チームとか、グランドキーパーとかさ)
– チャーリー・ブラウン
4月19日は何の日か、ご存知ですか?
今日は、221年前に伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発した日にちなんで「地図の日」なんだそうです。
自らの足で17年の月日をかけて日本中を計測し、地図が完成したのも死後だったとか。
とはいえ、計測し始めた年齢が55歳だったというのですから、かなり遅咲きだったのではないかと思います。
いつ自分が輝くタイミングがやってくるかというのは、本当に分からないものですね。
—
学生のころ、同年代で活躍する人の姿に刺激を受けながら、同時にもどかしい気持ちも抱いていました。
大成するには早い方がいいんだっけ、「若いうちは何でもでき」て、年齢を重ねると何にもできなくなるんだっけ……。
そんなあるとき、自分で始めた活動が注目されるようになります。
当時は、周りのきらきらしている人たちようにがんがん前だけをみて、とにかく若いうちにできる限り実績を残さないと……と膨らむ不安をなるべく心の外へ押しやることでいっぱいっぱいになっていました。
だけど、だんだん自分だけにスポットライトが当たることに苦しくなっていきます。一緒に頑張っている他のメンバーもいるのになぜ自分ばかり評価してもらっているんだろう、と。
耐えきれなくなってふと弱音を吐くと、学生時代にアルバイトしていた出版社の社長が、こんな言葉をかけてくれました。
「太陽のように輝くひとと月のように輝くひとがいるな。世の中には」
—
なんて自惚れていたんだろう、とハッとしました。
他の人には、自分が輝ける別の場所を持っていたかもしれないからです。
いつも一緒にいるときのその人にしか、目を向けていなかったなと自分を恥じました。
そして、もうひとつ思うことがあったんです。
わたしは太陽のような、世界に朝を導いてくるような眩しさは持っていないけれど、月のように暗闇をほんのり照らす明かりなら、持っているかもしれない。
何で太陽みたいな人になれないんだろう、と周囲に堂々と影響を与えられる眩しい人をいつも羨ましく思っていましたが、それはないものねだりでした。
今いる環境によっては自分が少数派になってしまうこともあるし、自分とは違う人が羨ましく感じることもあるかもしれません。
だけど、みんなそれぞれのタイミングと輝き方があるんだってことを分かっていたら、きっと大丈夫です。月まで太陽になっちゃったら困りますからね。
いつも読んでくださりありがとうございます。今週もたのしい一週間になりますように!
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