元気がないとき、いつも近くにあったもの。ふと無意識にしていた習慣。
小さいころのおやつ時間のような、自分を自然とごきげんにしてくれたもの/ことってなんだっけ。
これまでのごきげんを定点観測してみて、見つけたことを綴ります。
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朝起きて、顔を洗う。髪を整えて、簡単なメイクをする。着替えて、歯を磨いて家を出る。
帰ってきたら手洗いうがいをして、ごはんを食べて。お風呂に入って、歯を磨く。
いつも、頭を使わずとも毎日やる習慣があります。それは、何となくしないと気持ち悪いからとか、しないと落ち着かないな、くらいのもの。
だけど、ごきげんでいられるための基礎は、こういった無意識で積み重ねている習慣なんじゃないかと気づきました。
きっとお気に入りの服を着ても、お風呂に入らずに家を出たら職場でもそわそわしながら過ごしてしまいそう、とか。どんなに楽しみな予定があっても、髪を整える時間がなかったら、寝癖がずっと気になってしまいそう、とか。
やらなくても何とかなることだけど、それをやらないと、どんな楽しみがあっても最大限に受け止める余裕がなくなってしまいます。
実は昨日の夜、久しぶりに気づいたら寝落ちをしてしまったのですが、何があっても「メイクは落としてから寝る」と決めているので、朝起きて「やってしまった……」と落ち込みました。
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日常のルーティンをしているときは、何とも思わないし、それ自体が楽しいということもないんですけどね。
こういった積み重ねが「嬉しい」「楽しい」と思える気持ちをどんと受け止められる土台を作ってくれているんだとすれば、ちゃんとこれからも面倒くさがらずにやろう、と気が引き締まりました。
もうすぐGWですが、急に生活のリズムが崩れて戻すのが大変になるのは、そのルーティンがちょっと変わったりしてしまうからなんじゃないかなあ。
いつもと違うことをするのは、楽な方を選んだとしても、意外とストレスを感じるのかもしれません。
やらなくてもいいんだけど、と前置きしながら仕方なく、だましだまし自分を飼い慣らしていきたいところです。
文=ひらいめぐみ
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