“誰かとお話しするのは景色を見ながら歩いて行くのに似てるんだ”
– ぼのぼの
バスの、景色を目で終えるくらいのスピードで流れていく、窓からの景色が好きです。
電車で行けば数十円安く行ける距離でも、バスが近くを走っていればわざわざ乗りたいくらい。
角を曲がったり、坂を登ったり下ったりする臨場感があって、次はどんな道を通るんだろうとわくわくします。
加えて、ちょっと揺れるときに手すりにつかまったり、降りるときにボタンを押したりするのがなんというか「能動的に乗っている」気持ちで楽しいんですよね。
実際には運転手さんが運転してくれているのですが、乗り物の中で歩いているときにいちばん近い面白さがあるなと思っています。
—
よく悩みごとがあると、相談する高校の友人がいます。その子はわたしとは正反対のタイプで、びっくりするくらい頭の中を整頓するのが上手。
連絡し始めたころは今自分がどこにいるか分からない状態だったのに、話を聞いてもらううち、目の前に広がっている景色がくっきりと鮮明になっていきます。
さらに、「別の景色もあるんだ」ということにも気づくことができるようになっていました。
相談に乗ってもらったあとは、いつも目の前が明るくなります。
—
同じことについて考えていても、受け止め方はひとによって全然違っていたり、見ている角度が違ったりします。
ひとと話す楽しさには、目で追えるスピードで移りゆく景色を眺めながら、歩いたりバスに乗って移動するときに似ているなと思いました。
反対に、お散歩をすると頭の中がすっきりするのは、誰かと話したときと近い感覚だったからなのかもしれません。
思い詰まったときは、外の風に当たりながらときどき深呼吸をして。雨の日にきらきらと水たまりが浮かぶ道を歩くのも、たまにはいいですよ。
さて、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
とっぷりと梅雨に浸かっている空模様ですが、今週も楽しい気持ちで過ごしましょう!
文=ひらいめぐみ
最新のよみもの
-
オフィスコーヒー導入前に知りたい3つのこと【検討事項・導入形態・サービス比較】
ビジネスシーンに欠かせない飲み物といえばコーヒー。さまざまなメーカーが、企業の福利厚生の一環としてオフィスコーヒーサービスを提供しています。中小企業向けからホテル・レストラン仕様の業務用まで、ニーズごとに選択肢はさまざま。導入前に知っておきたい重要なポイントを、事前の検討事項、導入形態、大手コーヒーサービスの比較の3つの観点でご紹介します。
-
オフィスカフェで職場をゆたかに。運営方法・おすすめ備品・メリットをご紹介
職場に「オフィスカフェ」の福利厚生を導入する企業が増えてきています。簡単&リーズナブルに設置できて従業員のコミュニケーション活性化につながり、コーヒーブレイク以外の用途も多いオフィスカフェは、アフターコロナ時代の職場づくりのカギになるかも?お菓子やドリンクの福利厚生をご提供中の私たちスナックミーと一緒に、そのメリットやおすすめ備品を詳しく見ていきましょう。
-
オフィスに新たな価値創出!ドリンクコーナー導入のメリット&デメリット
法人向けにあらゆるメーカーが福利厚生のオフィスドリンクを提供していますが、導入にあたっての注意点はその形態によって大きく異なります。職場にドリンクコーナーを設けることで、どんな価値がもたらされるのか。どのような点に着目してサービスを選ぶべきなのか。導入のメリット&デメリットを中心に、従業員と企業それぞれの視点からひもといてみましょう。