2022.03.14

「スナックミーシュガー」へのこだわりをご紹介

snaq me

snaq .meはサービススタート以来、素材にこだわったおいしいおやつの開発に励んでまいりました。そして、こだわりを突き進み続け、独自の配合で、砂糖を作ってしまいました!その名もそのまま「スナックミーシュガー」です。

数あるおやつメーカーの中でも、砂糖の開発まで行うのは珍しいことなのですが、どんな風なこだわりがあって、どんなところが普通の砂糖と違うのか、今回はそんな「スナックミーシュガー」の秘密をしっかりお伝えしようと、開発裏話をご紹介していきます!

合わせて、定期便でリクエストできるスナックミーシュガーを使用したおやつをご紹介していきます。こちらは随時更新していきますのでお楽しみに!

砂糖の開発ってどういうこと?

写真の茶色がかった砂糖がスナックミーシュガーです。

とはいえ「オリジナル」と聞いても、そもそもどうやって砂糖でオリジナリティを出すのかイメージしにくい人の方が大半ではないでしょうか。

そこで開発を担当したパティシエの遠藤に、スナックミーシュガーが生まれた背景をインタビューしてみました!

– そもそもオリジナルシュガーを作ったのはなぜ?

遠藤:原料の中で一番スナックミーらしさが出せて、配合などを独自に開発しやすいものが砂糖だったんです。あとは、もともと砂糖に関連する商品を多数扱っていらっしゃる海邦商事さんに開発をお願いできたことも大きかったですね。

– そもそも砂糖をオリジナルに作るってどういうこと?

遠藤:スナックミーシュガーは、黒糖と糖蜜と粗糖でできています。そもそも、原料のサトウキビをそのまま砂糖にすると黒糖になるんですが、その精製度合いによってきび糖や粗糖にも分類されていきます。

だから今回はオリジナルを作るにあたって、サトウキビをどこまで精製したものを使い、ミネラル分の糖蜜をどれくらい配合してもらうかで調整していきました。4種類ほどのサンプルと配合の割合表をもらって、微調整していってもらった感じですね。

「一番イメージしているものに近いのがこれで、でも、ミネラル感とか複雑みがもうちょっとほしいから、糖蜜がもうちょっと入ってるのがほしい」などのやりとりをしてきました。

– ふむ…ミネラル感…(?)

遠藤:そう、ミネラル感。なんて説明したらいいんだろう(笑)。味の複雑さというか。上白糖やグラニュー糖って、甘いんですけど、いい意味でも「甘い止まり」というか。一方で黒糖だと、食べた時に少し苦味を感じたりもすると思うんです。舌に残る感覚というか、味の奥行きがでるというか。

しかも、黒糖の味もいろいろで、沖縄県産のものでも島によって違うんです。今回は黒糖もたくさん食べ比べして「これに近い方がいいかも」と目指す味を考えたので、黒糖についてもこの機会に知り、「複雑みってこういうことなのか」と分かるようになってきました。

– なるほど。ではスナックミーシュガーで目指した味わいは?

遠藤:焼き菓子に使った時に他の素材の魅力を邪魔せず、バランスが一番取りやすそうなもの。それでいて、今使っているきび糖よりも味に深みがあるものを目指しました。

もちろん砂糖だけでも食べてみて、ケーキやクッキーも何度か焼いてみました。そうやってひたすらちょっとずつ配合を調整して、最終的に「これかも?」というのができた時は前回と糖蜜の割合が0.1%違うだけ。ちょっと狂気じみてますよね(笑)。

– そんなこだわりのスナックミーシュガーを体験するには?

遠藤:以前に定期便でお届けしていた、バナナのマドレーヌに使用していました。今後とも、おやつによって適した砂糖を使い分けていこうと思っています。

砂糖を変えたことっておやつを食べているだけだと実感しにくいと思うので、食べ比べみたいなことができたらいいんでしょうね。

面白いんですよ。バナナのマドレーヌは、きび糖で作った時はあまりバナナの風味が出てこなかったんですが、スナックミーシュガーにしたらバナナの味がするんです。

なので、一緒に合わさる別の素材の味をより引き出してくれるとか、全体の底上げをしてくれそうなものにはスナックミーシュガーを使っていきたいです。


スナックミーシュガーで作るおやつご紹介

定期便で大人気のおやつをスナックミーシュガーで作りました。いつか食べ比べBOXがあっても面白いかもしれないですね☺︎

スナックミーシュガーの幸せのリスのしっぽ

北海道産発酵バターとスナックミーシュガーで丁寧に折り上げたパイをザクっとした食感に焼き上げています。
黒糖由来の蜜の風味が感じられるスナックミーシュガーを使用することで、コクのあるキャラメルのような味わいが楽しめます。
シンプルな材料だからこそ感じられる素材のおいしさをお楽しみください。

【よりおいしくお召し上がりいただくためのTIPS】
スナックミーシュガーならではのキャラメルのような風味は、深煎りのコーヒーと相性抜群です。

スナックミーシュガーの幸せプチパイ

使用しているのはバター、小麦粉、スナックミーシュガー、塩の4つのみ。
職人さんの手で何層にも丁寧に折り重ねられた生地は、いくらでも食べられそうなサクっと軽やかな食感です。
パイの表面にたっぷり砂糖がまぶされているので、スナックミーシュガーの特徴である黒糖由来のキャラメルのような風味を感じていただける仕上がりになっています。

【よりおいしくお召し上がりいただくためのTIPS】
温かい飲み物と一緒に召し上がると、芳醇なバターの香りとコクのあるスナックミーシュガーの風味がお口の中にふわりと広がります。

スナックミーシュガーのフィナンシェ

製造者さんの地元:香川県産の小麦「さぬきのゆめ(すっきりとした味わいと軽い口当たりの菓子専用小麦粉)」を使用しています。フィナンシェに使用することで、きめ細やかでくちどけが良く、バターや卵の味わいを引き立てています。

フィナンシェの真ん中の割れ目は、極限までしっかり火を通した証です。高温オーブンに入れて一気に火を通すことで、中はじゅんわりとした食感を実現しました。
乳化剤や人工香料を使用していないため、優しい甘さと、余韻を長く感じられます。
乳脂肪分との相性が良いスナックミーシュガーを使用し、コクが感じられるように今回は少し外はさっくりとした食感に仕上げていただきました。

【よりおいしくお召し上がりいただくためのTIPS】
砂糖と焦がしバターのコクと相性の良い、ブラックコーヒーと合わせるのがおすすめです。


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