2022年全体の星読み:
みんなが助け合い、楽しく生きる時代に
2022年、幸運の星・木星はうお座に輝き、世の中はロマンティックなムードに包まれます。ラッキー星・木星はうお座にいるとき大きなパワーを発揮するので、世の中は穏やかでハッピーな気分に覆われ、子供や動物や自然、弱者にとっても優しい世界になります。魚座にはすでに支配星・海王星もいるため、「魚座気分」はとても大きく影響していきます。スピリチュアルなこと、神社やパワースポットの参拝、占いやタロットもブームになるでしょう。目に見えない神秘的なことに対して、これまで無関心だった人々も、「何か面白そう」と興味をもつようになるのがこの年の特徴です。魚座はキリスト教の星座でもあるので、十字架のモティーフやキリストのアイコン、聖書をモティーフにしたミュージカルなども人気になるかもしれません。「聖なるもの」にスポットライトが当たります。
天王星は引き続きおうし座に滞在し、2025年までこの星座にいるので、お金・所有・働き方、ということに関しては、まだまだ変化が続くでしょう。キャッシュレスはますます当たり前となり、テレワークやノマドワークも普及します。収束したかに思えるコロナですが、新しい生活様式へのシフトは、今後も続いていきます。
2022年前半の天体の動きとして、珍しいのは金星が長期的にやぎ座に滞在すること。平均して3週間ほどでひとつの星座を通過する金星は、2021年11月6日にやぎ座に入ってから、順行と逆行を繰り返し、2022年3月7日までやぎ座にいるのです。その間、こだわりと再生の星・冥王星とも接近するので、「伝統的なものの美」「常識の大切さ」といったことが、ふたたび吟味されていくことになるかもしれません。
また、うお座に木星が入ることによって、ぬくもりの大切さを実感する時代となり、「手作り」がブームになりそう。編み物や手芸にもスポットライトが当たり、プレゼントに手作りのものを贈ると喜ばれるようになります。手作りのお菓子を家族や仲良しと一緒にいただいたり、差し入れしたりするのも最高のラッキー・アクションに。初めてお菓子作りにトライする人も増えるはずです。
2020年12月にスタートした風の時代。進化はストレートではなく、逆戻りしているように見えたり、なかなか新しくならないように見えるかもしれません。過去200年の地の時代からのシフトは、なかなかスムーズにはいかない部分もあります。それでも、2022年は、2021年よりさらに「頑張らなくても大丈夫」な年になります。ほどよく自分をリラックスさせ、仲間同士助け合い、無駄なストレスを取り除いていくことで、皆が「ふんわり平和な」人生を生きていくことができるはず。トレンドの木星は5/11に牡羊座に移り、ここからはポジティブな「自立」がテーマになります。2022年は前半と後半では雰囲気が変わりますが、過去よりも生きやすい時代になっていくことは確かです。イメージは現実化しやすいので、素敵な未来をつねに頭に思い浮かべることが大事。あなたは今よりもっと幸せで豊かになっていくのです。
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-profile-
西洋占星術研究家 青石ひかり
1994年占い師デビュー。同年に女性誌の占い連載をスタートさせ多くのファッション誌、一般誌、エンタメ誌などに占いを執筆する。多くの芸能人、ミュージシャン、経営者を鑑定。現在「ELLE JAPON」「ONTOMO WEB」「別冊マーガレット」に連載中。好きなおやつはナッツとガトーショコラ。
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