
立ち止まって「ゆっくり」を感じる。こんなことが必要な時期も、きっとある。
1973年に刊行された長編ファンタジー小説『モモ』(岩波文庫)で、作者のミヒャエル・エンデは「時間」という何物にも代えがたい存在と、効率化されていく社会のあり方を問いなおそうとした。
「時間がかかる」ということは、必ずしも悪ではない。
時間をかけてじっくりと醸成されるものもあれば、長い時間を共に過ごしてきたからこそ大切になったものもあるはず。
3PMmm…issue10では、時が経つことの面白さを考えていきます。
3PMmm… 編集部
CONTENTS
01 神秘の発酵、誠実な腐敗
02 オヤツヲタベツツ|LIGHT UP COFFEE代表 川野優馬さん
03 体験価値向上委員会|手作りヨーグルト
04 【STORY】ALARE
05 【REAL VOICE】長く愛用しているものを教えてください
06 【COLUMN】共存
07 【COMIC】じっくり、待ったら。