2021.05.11

妖しい世界の入り口へ

スナックミー

あるのかないのか、なさそうでいて、実はあるような気もする、私達の知らない妖しい世界。妖怪に関する史実や学術資料は数多とあるが、ここではほんの一部をご紹介。

夏の終わりに、涼を感じるような摩訶不思議な世界の入り口に立ってみよう


妖怪とはなんなのか

妖怪と聞いてイメージするのは、どんな姿だろうか?

首が長く伸びたり、天狗や河童など、人間や動物とは違った不可思議な見た目をしていたり…。そんな具体的な姿を想像できる人も少なくないはず。

しかし「妖怪」とはもともと、妖しいものや出来事などの全般を表すものであった。

例えば、夜に天井から突然不思議な音がしてきたとする。昔の人々はこの現象に「家鳴(やなり)」という名前をつけ、やがてそれらを引き起こす存在として、不思議な姿をした生物を想像して描く。

このようにして、キャラクターとしての妖怪である子鬼のような姿の「家鳴」が生まれた。

人々の生活の営みとともに生まれ、伝えられてきた妖しいもの。それが妖怪だ。

妖怪の特徴

世界中に存在する、その国の文化や風習を反映した妖怪たち。18世紀のフランスでは、博物学者のビフォン博士が妖怪についてこう定義している

世相を反映する妖怪像

世が混乱しはじめた幕末頃には、件(くだん)、アマビエなどの「予言をする妖怪」が登場。人々の不安な心情を表したものでもある彼らの存在は、世相とも因果があるといえる

おやつにまつわる(?)妖怪たち

たくさんいる妖怪たちのなかで、なんだかおやつが好きそうなひとたちを探してみました

文=3PMmm…編集部

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