2021.08.25

【体験向上委員会】金平糖をつくる

スナックミー

まるで星屑をそのままお菓子にしたような金平糖。手軽に手に入りますが、実際はどうやって作るんだろう?調べてみると、意外にも奥の深い世界が広がっていました。


金平糖の作り方

釡を熱し、核(ザラメやもち米)を投入。投入された核に糖蜜をかけてかき混ぜていく。釡は回転していて、そのスピードや角度、温度や蜜の濃さなどを職人が調整していく。この「蜜かけ」を2週間ほど続けると、凸凹とした角のある金平糖が出来上がる。

自宅での作る方法

耐熱容器に水と砂糖(今回は甜菜糖)を1:1の割合で混ぜ、レンジで20~30秒加熱して蜜を用意。熱したフライパンに核になるケシの実(ザラメなどでもOK)を入れ、蜜をかける。蜜に粘りが出てきたら火から下ろし、数本束ねた竹串でかき混ぜる。この工程を繰り返す。

大きさは不揃いだが、少し凸凹しているように見える

だんだん大きくなって、角のようなものが出てきた

大きくなるにつれ、角がとれて丸くなってきた

すっかり丸くなって砕けて小さくなったものもある(食べてみると味は金平糖だけど少し柔らかい)

実は、角がなぜできるのかはっきりとした理由は分かっていない

ひとつの金平糖に角は20個前後あると言われていますが、角ができるメカニズムは未だに解明されていません。

一説によると、釡の表面に1点が張り付き、転がるごとに張りつく点が増え、角になっていくようです。

手間と技術が詰まった金平糖、夏休みにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

文・編集=3PMmm…編集部

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