
ゲストといっしょにおやつを囲んでフリートークを楽しむ企画。おやつに関係ある話も、全く関係ない話も飛び交います。
おやつを食べているときって、そんものなんじゃないだろうか。
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スナックミーの一人目インハウスデザイナーの河野さつ希と、クリエイターの白水桃花さんのトーク。ともにデザインを仕事にする二人の共通点は?
河野:今日は、桃花さん用にsnaq.meのおやつボックスを作ってみました!
白水さん(以下、白水):わぁ、ありがとうございます!
河野:夏場は溶けてしまうから発送をお休みしていたので、今回チョコレートを入れてみました!どちらも白砂糖不使用なんです。あとは、カステラをラスクにしたやつ、めっちゃおいしいのでぜひ。それからそれから、ドライフルーツがお好きということだったのでこちらも…!
白水:全部わたし好みだ、嬉しい。
河野:えへへ、桃花さんはsnaq.meのユーザーさんになっていただいているので、データでお好みが分かるんです。
白水:snaq.meのことは知人のTwitterから知ったんですけど、新しくて面白いサービスだなぁと思って。おやつを食べる習慣も子どものころからあったし。
河野:前に桃花さんとお話ししたときに、「おやつストック」の話で盛り上がりましたよね!
白水:うんうん、家にお菓子をためておく場所があって、家族みんながそこから自由に取っておやつにする、みたいな。
河野:「同じだねー!」ってなったんですよね。おせんべいもあればちっちゃなパイもある、みたいな。実家にいたころって、おやつ食べすぎて隠されたりしませんでした?引き出しのお米の下とかにわたしの好きなチョコとか隠されてたり(笑)
白水:あはは、確かにおやつってあると無限に食べちゃいますよね。snaq.meくらいの量がいちばんいいかも。
河 野:わ ー い!そうだ 、桃花さんはsnaq.meでのおやつのチョイスを「小麦控えめ」の設定にしてくれてますよね。
白水:はい、いちおう(笑)
河野:小麦粉控えめの設定にしてもらうと、米粉やタピオカ粉を使った、他ではあまりないおやつに出合えるというメリットがあるんです。なので、たまに設定を変えると趣向の違ったおやつがお届けできたりもするんです。
白水:なるほどなるほど。設定の変更、たまにしてます。
河野:うれしい!ところで、おやつはどんなときに食べているんでしょう?
白水:時間とかは決めていなくて、食べたいときに食べちゃいます。家で仕事をしていることが多いので、そういうときとか。スナックミーのみなさんはどんな風におやつを食べてるんですか?
河野:スナックミー社内では、結構みんないつでも食べてますね。いつでもオフィスにおやつが溢れているので、お腹がすく前に食べてる(笑)。
白水:そうなんだ(笑)。いいなぁ。
河野:ここからは桃花さんの今のお仕事についてお聞きしたいです!
白水:そのときによってアクセサリーがグッズを作ったり、撮影をしたりといろいろなんですが、今はデザインがメインです。InstagramにUPするコンテンツなどのデザインが多いですね。
河野:桃花さんはフリーランスとして活動されていますが、仕事を受けるときの基準はどうしているんでしょうか?
白水:やったことがなくても、興味があれば。あとは担当の方との相性も大切だなって思います。一緒にお仕事させてもらって合わないだろうなと思ったら、お互いのためにちょっと考えることもあるし。
河野:フリーランスだと、会社員よりも人対人の関わりになるし、自分に声をかけてくれるからこそ、ジャッジが難しいですよね。これはずっと聞きたかったことなんですが…桃花さんは、デザインをする中で大事にしていることってありますか?
白水:うーん、基本は「やる気のあるときにしかやらない」ですかね。やる気の無いときにやっても、結局納得いかずにあとで徹夜してイチから作り直して…みたいなことが多いんです。
河野:なるほど。たしかに桃花さんのつくるものをSNSなどで拝見していると、世界観とか好きなものがしっかり定まっているのをすごく感じます。良いと思うものの条件ってあるんでしょうか?
白水:それがですね…感覚でやってるから、「なんで良いと思うのかを言語化できるようになったら強いのにね」って友だちに言われたりしてます(笑)。
河野:クリエイターさんって感じだ…。でも、あえて言語化しない方がいい場合もありますよね。
白水:そうなのかなぁ。嫌いなものとか好きなものははっきりしているとは思うんですけど、「インプットしよう!」と思ってしているわけじゃないんですよね。
河野:生活の中にすべてが紐付いているから、自然とちゃんと吸収する、みたい
な感じなんですかね。私はどちらかというと逆のタイプで、意図的にオフにしな
いと、ずっと仕事モードになっちゃうんです。オンのときは街中のリスにもめっちゃ気づく(笑)。
白水:スナックミーのロゴがリスですもんね。私の場合は、何かをするときに「そういえばアレ」みたいなのがあって。スイッチのオンオフって考えると全部のことを見極めなきゃいけなくなって疲れちゃうんです。
河野:そうなんですね。ないものねだりかもだけど、桃花さんみたいに何でもインプットと思ってしてない、オンオフのスイッチがないのもちょっと憧れます。同じデザイナー同士でもいろいろだ〜!
白水:ほんとですねぇ。
河野:ちょっと真面目な話をしちゃいましたね(笑)。桃花さん、よかったらまたお茶しましょう!
白水:ぜひ。
-profile-
白水桃花 クリエイター
1997年東京生まれ。高校生のときに始めたiPhoneケースの販売をきっかけにデザインに興味を持ち、美大に進学。現在はフリーで紙面のデザイン、アーティストや商品の撮影、instagramのディレクションなど幅広く活動中。その傍らでオリジナルグッズやハンドメイドアクセサリーの自主制作・販売も行っている。
※本インタビューは発行当時の掲載内容です。
取材・文=山越栞