2020.12.19

【SPECIAL FEATURE】あなたの沸点はどこにある?(1/2)

スナックミー

”我々はそれぞれ、違う温度で沸騰する”

アメリカの思想家であり、詩人のラルフ・ウォルドー・エマソン(1803-1882)はこんな言葉を残している。「沸騰」が「感情が動くこと」の比喩なのだとしたら、たしかにその通りだ。そこで今回は、温度とコンテンツを絡めてご紹介。あなたの興味は、何℃のコンテンツに反応するだろうか?


感情と体温

「National Academy of Science」に掲載された論文に、ヒトの感情と体温の関係性を著したものがある。フィンランド、スウェーデン、台湾など国籍の異なる700名以上の被験者を対象に行った調査の結果、ヒトは感情によって体温が大きく変化することが裏付けられた。

サーモグラフィーで見てみると、幸せを感じているときは全身真っ赤に、とりわけ恋愛感情が沸き起こったときは、特に心臓付近の温度がより上昇した。反対に落ち込んでいるときは全身真っ青状態。そして、負の感情でも怒りや恐れ、嫉妬などを感じた際には、主に顔付近の温度が上昇する。

なんとなく心当たりはあるが、心と体は繋がっているという事実を改めて感じるデータだ。

アイスクリームの食べ頃は?

寒いときこそ食べたくなるアイスクリーム。

せっかくなら適温での保管と食べごろ温度を知っておきたいところ。メーカー各社では、-25℃以下で保管され、配送する際の冷凍車では-18℃以下に維持。販売店でも同様に、ショーケースなどでは-18℃以下で保管できるように設計がされている。

家庭でアイスクリームを保管する際は、開閉によって温度が上がりやすい冷凍庫のドアポケットを避けるのが無難だ。一般的に言われている食べ頃温度は

-10℃で、-15℃以下になると固いと感じる温度になると言われている。ここで、我々がアイスクリームと認識しているものには、アイスクリーム(乳固形分15%以上、うち乳脂肪分8%以上)、アイスミルク(乳固形分10%以上、うち乳脂肪分3%以上)、ラクトアイス(乳固形分3%以上)の3分類があることを知っておきたい。

特に入固形分が15%以上のアイスクリームは溶けるまでに時間がかかるので、冷凍庫から取り出した後、食べ始めるまでに30分ほど冷蔵庫に移しておくという裏ワザも。

冬の「重ね着」を見直す

寒さ対策も考えたいこれからの季節。服装でより暖かさを保つためにはコツがある。ポイントは、重ね着でできる「空気の層」を意識すること。3 枚重ね着するならば、インナーには体温を保持しつつも汗などの水分はきちんと出す透湿性の高いものを。

2枚目は、インナーとの間にほどよい隙間のできるゆったりめのもの、特に水分を吸収して発熱するウール素材がおすすめ。3枚目は、アウターならば外気の影響を受けない、風を通さない素材の物がよい。

文=3PMmm…編集部 編集=山越栞

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