
片鱗みたいな小さな出来事からあれこれ想像して、事実じゃないのに心配したり悲しくなったりしてしまって…なんだか疲れちゃうな。なんてこと、たまにありませんか?
でもあるとき「意志を持って無意識になる」というワザを教えてもらってから、気持ちが軽やかになりました。
見えないものに意識を向けるのも悪くはないけれど、ときにはただここにあるものだけを受け入れて、あとは放っておいてみる。
思い切ってやってみると、想像もしていなかった新たなワクワクに出逢えたりもするから不思議です。
文=山越栞
編集者・ライター、ときどきエッセイスト。1991年栃木県日光市生まれ。十代から茶道を続けており、身近な日本文化の発信がサブテーマ。
