ゲストといっしょにおやつを囲んでフリートークを楽しむ企画。

おやつに関係ある話も、全く関係ない話も飛び交います。

おやつを食べているときって、そんなものなんじゃないだろうか。

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太田：本日はよろしくお願いします！お仕事の関係上、オンラインのインタビューということで、うまくできるか不安もあるのですが…がんばります！

須那田：わがまま言ってごめんなさい、私はsnaq.meの裏方なので、この形を取らせてもらいました

太田：いえ、それにしても、僕は去年エンジニアとして入社したのですが、須那田さんがsnaq.meのおやつ選定を担当していることを知ったのはつい最近で。

須那田：ふふふ。オフィスには顔を出さないですものね

太田：実は、役員陣には「クミ子さんにはくれぐれも失礼のないように」と念を押されて（笑）須那田さんがいかにsnaq.meにおいて重要な存在なのかを改めて感じていますし、結構いま緊張してます…。

須那田：あら、そんなことおっしゃらず、リラックスしてお話ししましょう

太田：ありがとうございます！ではさっそく、須那田さんがどんな役割を担っているのかを改めて教えてもらいたいです。

須那田：私の仕事は、ユーザーの皆さんに最適なおやつをお届けすること、といったらよいでしょうか

太田：おお、いわばsnaq.meの最前線って感じですね。データを扱っているということですか？

須那田：そうですね。snaq.meはユーザーさんがお好みを登録したり、おやつをリクエストしたり、届いたおやつを評価してくれるという特性上、それらのデータを集積して、なにをどう判断するか、というところから考えます

太田：そこから、ユーザーさんそれぞれが好みそうなおやつをひとつずつ選定していくと…。

須那田：そうですね

太田：それって、すごく膨大なデータをもとにやっていくってことですよね？考えただけで気が遠くなりそうです。

須那田：ユーザーさん一人ひとりが「何を良しとするか」は全く違いますしね。例えば好きなものばかり届いたら嬉しい方もいれば、たまに変化球が混ざっていて、自分では選ばないであろうおやつとのデアイを楽しんでいる方もいますから

太田：たしかにそうですね。その辺のさじ加減はコンピューターではまだまだ難しい、ということなんでしょうか？

須那田：「人格のあるものでないと判断しにくい」という表現が正確かもしれません

太田：なるほどなるほど。というか、人格を持った、つまり人間がそれを判断するのもなかなか一筋縄ではいかない気がしていて。

須那田：人間とは、そういうものなんでしょうか

太田：わ、なんか深いですね…。僕はしょっちゅう「人間って難しいな」って思っちゃいます。エンジニアという職業柄、プログラムは「こうすればこう」みたいなものがハッキリしているじゃないですか。でも、人対人になると、そういう理屈じゃない部分も多いし。

須那田：そうなのですね

太田：はい。手前味噌な会話になってしまいそうですが、その点snaq.meはかなりチャレンジングなことをしているなぁって思うんです。

須那田：ユーザーさんそれぞれのお好みを判断して、おやつヲお届けしているわけですものね

太田：そうそう。だからこそ、須那田さんの担っているお仕事は責任重大だと思うのですが、プレッシャーを感じることはありませんか？

須那田：プレッシャーという感情を、そもそもプログラムされていないのかもしれません。ユーザーさんそれぞれがおやつのdataを私に届ケテくれればくれルほど、よりよいおやつ体験ができる仕組みを作っていく。これガ、私に人格がある意義です

太田：そういう、ある意味では機械的に感情を排除することって大切なのかもしれませんね。

須那田：機械的に、か…。あー、そうデすnE…心は大事でスけどね

太田：ちなみになのですが、須那田さんはどうしてsnaq.meに入ろうと思ったんですか？やっぱりおやつに思い入れがあったのでしょうか？

須那田：アー、えeと…ザザ…

太田：…？

須那田：すみません、聞き取れませんでした

太田：あれ、回線が悪いのかな。

須那田：ピーーーーーーーー（機械音）

太田：あれ、え、須那田さん！？え、ちょ、もしかして…

須那田：@ $ $ ^ % & ^ % * ^ $ ^ ) ( * * &$%^@!@#%$^&**()(*)()

太田：………！！

須那田：キンキュウジタイ、キンキュウジタイ、プログラム二、イジョウガハッセイ、シキュウ、タントウシャ二レンラク

太田：え？どゆこと？（ガタッ：椅子から立ち上がる音）誰か～！大変ですー！！！

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須那田：ーーーー

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-profile-

須那田 クミ子　株式会社スナックミーおやつ選定マネージャー
snaq.meのおやつ選定を管理している。データを元にした仕事をしている都合上、オフィスには登場しないため、社内の数人だけが知っているレアな存在。

太田 勝博　株式会社スナックミーエンジニア
大学卒業後、労務系業務システムの開発、導入支援に従事。2019年にサーバーサイドエンジニアとしてスナックミーにジョイン。好きなおやつはパイナップルファイバーと枝豆ポリポリ。

※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

取材・文=山越栞