街を歩けば見ない日はないほど、日本でブームになっているタピオカミルクティー。
タピオカミルクティー発祥の地といえば台湾です。
日本にも多くのお店が台湾から上陸していますよね。
では、発祥のお店はどこかご存知ですか?
発祥の店は?
タピオカミルクティー発祥を主張するお店は2つあります。
1つ目は、台中発の春水堂。HPには、1983年に「陽羨茶行(ヨウケン茶屋)」という名前でオープンし、1987年にタピオカミルクティーを開発したと書いています。
2つ目は、台南発の翰林茶館。HPには、1986年に世界初のタピオカミルクティーを開発したと書いています。
両者ともに元祖であるという主張を譲らず、裁判で争われることになりました。
結末やいかに
タピオカミルクティー発祥を争った裁判は、なんと10年も続きました。
タピオカミルクティーの元祖はどちらになったのでしょうか?
裁判所はこの問題に対し、「タピオカミルクティーは新しいカテゴリーの飲み物であり、特許製品ではない。そのため、どこの店でも調整できるものであり、誰が元祖か争う必要はない。」と結論付けました。
ということは??
10年もの時間をかけたにも関わらず、タピオカミルクティーの元祖がどちらかははっきりしませんでした。
少し残念な気もしますが、無理して決めるべきことでもないのかもしれませんね。
タピオカミルクティーが誰によって作られた、詳しいことは謎に包まれたままですが、少なくとも台湾人の手によって世界中の老若男女を魅了する新しい食べ物が生まれました。
素晴らしい組み合わせの誕生に感謝しながら、美味しいタピオカミルクティーを楽しんで下さい。
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