ツリーに実った秋の彩りクッキー缶🍁クッキー缶大解剖【後編】

2023.10.05

snaq me

季節ごとのテーマにあわせたオリジナル缶に、おいしいクッキーをたっぷり詰め込んだ、スナックミーの大人気クッキー缶シリーズ。今秋の『ツリーに実った秋の彩りクッキー缶』は、おかげさまで9月21日(木)より発売中です。

前回の【クッキー缶大解剖前編】はご覧になっていただけましたか？今回は前編に引き続き、抹茶味のどんぐりクッキーやかぼちゃのうまみが詰まった米粉クッキーなどなど…残り5種類のクッキーたちのおいしさをご紹介します。【クッキー缶大解剖後編】ぜひ最後までお楽しみください！

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❼ どんぐりクッキー抹茶
国産小麦粉、有機砂糖、国産バターに京都産の抹茶を加えた、抹茶の風味がふわりと広がるどんぐり型クッキーです。ゲランドの天日塩や北海道小麦などのこだわり素材を使った、歯切れよくさっくりと香ばしい口あたりが楽しめます。

缶を開けるとまず目に飛び込んでくる、りっすも惹かれそうなどんぐり型の大きな抹茶クッキー。おやつ会社でライターをしていながら、実は抹茶味のおやつ全般が少し苦手なのですが（子どもの頃に甘すぎる抹茶アイスや抹茶チョコを食べて以来苦手意識ができてしまいました）、このどんぐりはとってもおいしくいただけましたよ。

ほおばる前から、香ばしいお茶のいい香り。ひとくち齧ると、濃厚な抹茶というよりは日本茶の茶葉のような、やさしく奥行きのあるほろ苦さが広がります。ほんのり感じる塩気は、スナックミーのあらゆるおやつのアクセントに使われているゲランドの塩ですね。

もちろん煎茶やほうじ茶などの日本茶によく合いますが、コーヒーと一緒にいただいても、香ばしさと心地よい苦みが広がってしみじみとおいしいです。「抹茶おやつは妙に甘くて苦手…」という私のような方、ぜひ先入観をなくして召し上がってみてください。

❽ 手作り米粉グラノーラかぼちゃ＆ほんのりシナモン
かぼちゃピューレやかぼちゃの種をたっぷり混ぜ込んだ、秋の味覚たっぷり手作りグラノーラです。濃厚なかぼちゃ味を、ほのかにスパイシーなシナモンが彩ります。手作業でしか出せないオートミールのざくざく食感をお楽しみください。

シナモンと甘さ控えめのかぼちゃおやつが大好きなので、試食をとても楽しみにしていました。ごろっと大粒のひとくちサイズグラノーラがたっぷり詰まっていて、期待が膨らみます。

ひとつ食べてみると、ザクザクがりがりっとした歯に心地よいハードな硬さ。飾り気のない素朴なかぼちゃ味を香ばしいシナモンが引き立て、次々に手が伸びてしまいます。サクほろ系のクッキーの間につまむと、ついついくせになりそう。オートミールとかぼちゃの種がぎっしり使われた、小さいながらも満足感の高いおやつです。

シナモン味はグラノーラ全体に行き渡っていますが、けして強くはないので、シナモンの独特な風味が苦手な方もアクセントとしておいしくお楽しみいただけそうです。温かいチャイラテや、アッサム茶葉を濃く煮出したミルクティーと一緒に召し上がれ。

❾ かぼちゃをまるごとパウダーに米粉クッキー
旬の乾燥かぼちゃを届いてすぐ乾燥機にかけ、製造者さん自らパウダーに加工。そのパウダーを練り込んだクッキー生地をひと晩冷凍する過程を踏んで、栄養がぎっしりと濃縮された米粉クッキーを焼きました。素材の味が引き立つように、甘さは控えめ。米粉のザクッと食べごたえのある食感とかぼちゃの濃いうまみが、お子さんのおやつや朝食にもぴったりです。

ビーツクッキーとセットで、丸いカラフルな木の実のようなビジュアルで缶に彩りを添えるかぼちゃクッキー。齧ってみると、なかなか硬めで歯ごたえがあります。米粉の生地がとてもきめ細かく、ぎゅっと詰まっているような質感。しかしぱさついた口あたりではなく、ガリッと噛むのが楽しく小気味よい食感です。

ひとくち目から、かぼちゃの野菜らしい濃厚な味わいが一気に広がります。お菓子のかぼちゃではなく、これはおかずに近いですね。おいしいかぼちゃのソテーや素揚げを食べたときのような、重さのあるしっかりとしたうまみ。

朝食にもおすすめのクッキーってどんな味だろうか…と気になっていましたが、朝にパクッとほおばると確かにからだが喜びそうです。無糖の紅茶や香ばしい麦茶と一緒に食べると、かぼちゃの自然なうまみがいっそう際立ちます。

❿ ビーツをまるごとパウダーに米粉クッキー
『かぼちゃをまるごとパウダーに米粉クッキー』のビーツ版です。乾燥ビーツパウダーをたっぷり練り込み、色鮮やかな茜色のクッキーに。特有の土っぽさをなくし、それでいてビーツ本来の栄養と風味がしっかり生きています。

ビーツというと、ボルシチのほかにはお洒落な店のサラダで何度か食べたことがあるかな…くらいの解像度。どんな味なんだろうと楽しみにしていました。口あたりはかぼちゃバージョンと同じく、みちっと詰まった米粉生地のハードな食感です。

よ～く噛みしめると、穀物やナッツ系のこく深い香ばしさと、自然の深いうまみがじんわりとあふれます。煮込み料理などに加工されていない、そのままのビーツの味を知っている方は少ないはず。想像のつく味ではなく、食べながらじっくりと未知の味わいを探って自分の感覚に落とし込むような、そんな体験ができますよ。

かぼちゃクッキーと同じく野菜のおかず系クッキーなので、ホットの麦茶や玄米茶、ほうじ茶と合わせてどうぞ。まるでビーツと対話しているかのような、おやつと向き合う時間をお楽しみください。

⓫ コーヒー絞り出しクッキー
ひとつずつ丁寧に手絞りした生地から、職人の技術がうかがえます。サクッとほおばるとほろ苦いコーヒーの味わいを楽しめる、ちょっぴり大人風味のクッキーです。

コーヒー味のお菓子は世の中にたくさんありますが、これは頭ひとつ抜きんでている逸品なのではないでしょうか。ビーツのような珍しいフレーバーと異なり、コーヒーは想像がつきやすいからこそ、そのイメージを覆されるおいしさに驚きました。

サクッと軽やかに齧ると口いっぱいに広がる、こく深くふくよかなコーヒーのいい香り。コーヒーならではの芯のあるほろ苦さが、クッキーのまろやかな甘みと混ざり、とても上質なカフェラテを飲んでいるような心地になります。

クッキーをしっかりと味わってから、甘くない濃いめのカフェオレや、しっかりと苦めのブラックコーヒーを少し口に含むと、その香ばしさがさらに開きます。コーヒー党の方にはたまらない味わいですね。

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どれが食べたいですか？

全11種類、ぐるりと一周いただいてみました。さつまいもに栗、かぼちゃ、ナッツにシナモンなどなど…秋らしい色とりどりの味覚をあらゆる食感で堪能できる、満足感がとても高いごちそうのようなクッキー缶です。

私はおいもの濃厚な甘みがずっしりと伝わってくる『安納芋のリーフクッキー』と、焼きかぼちゃのような深いうまみが広がる『かぼちゃをまるごとパウダーに米粉クッキー』がとくに好みでした。

そのほか印象的だったのは、コーヒー党・紅茶党の方がいずれもおいしく楽しめそうなバランスのよさ。私は日頃コーヒーを好んで飲みますが、『ミルクティーアーモンド』や『オレンジサブレ』、『手作り米粉グラノーラかぼちゃ＆ほんのりシナモン』などを食べながら、ペアリングで合わせる紅茶のおいしさも知ることができました。