


今週はころんとしたかわいこちゃんたちが新しく定番商品としてやってきました。

断面のかたちはちょっとメロンパンみたい。メロンパンなのかな?

あまり聞きなれない人もいるかもしれませんが、こちらはビスコッティというおやつ。イタリア出身のシュッとした子たちです。
これでもかというくらい水分が飛ばされた風貌ですが、名前を分解すると「ビス」=二度、「コッティ」=焼いた という意味がくっついており、たしかにクッキーよりもかりっとした食感。
今回は人気のフレーバーを厳選し、セレクトできる大袋をご用意しました。
残念ながらこのオーナメントに落選したエビコッティなどもいますが、選ばれし別コッティたちをご紹介していきます。

ひとつめはいちじく&くるみです。
かりかりとした食感の隙間から口の中に香るいちじく。ときどきいいタイミングで鳴らしてくれるタンバリンのような存在感のくるみも、さりげない香ばしさを発揮します。

ふたつめはピーナッツ。
大粒であっさりとした甘みが特徴であるピーナッツ「なかてゆたか」(呪文みたいな品種ですね)を、かろうじて食感が残るくらいこまこまに砕き、ビスコッティの生地と一緒になってかりかり食感を作り上げました。

おつぎはアールグレイですわよ。
貴婦人に呼ばれた豪邸の庭のような、さわやかな柑橘香るアールグレイの茶葉を、君たちはone of themだと言い聞かせながら粉々にして生地に練りこみました。
そんな小さくなった茶葉たちが全体の生地と一体感をつくってくれたおかげで、ひとくちかじった瞬間ふわっと茶葉の豊かな香りが広がります。ありがたいです。

つづいてカカオ&ブルーベリー。
純ココアをたっぷりと練りこみ、生地に紛れ込んだブルーベリーたちも一緒に焼き上げてみました。
どっしりと構えるココアの前でさわやかな風を吹き散らすブルーベリー。ふたりの息はぴったりです。

おつぎはアーモンド&チョコ。
小粒ながらも濃厚なビュート種のアーモンドに、チョコチップをぱらり。どちらもお互いの存在を認めながら、かと言って遠慮することもなく、ぐいぐいと口の中で自己アピールしてきます。
アーモンドは生地のかりかり食感といいセッションを繰り広げます。

そして最後はコメコッティ アーモンド。エビコッティを凌いだ、唯一の素材が名前になっている種類です。
小麦粉不使用で、熊本産の米粉からつくられています。
コメッコッティと名乗るだけあり、通常のビスコッティよりもやさしく滋味深い味わい。まるでお米のような静かな存在感だ。
ところどころで生地を支えるアーモンドが、凛とした表情でこちらを覗いています。

このように、それぞれ使われた素材が楽しめるフレーバーを揃えました。
食べたことのない方は、結構硬めのビスケットを想像してみると近いですよ。

ひとくちサイズで食べやすく、コーヒーや紅茶とも相性ぴったり。
ぜひお気に入りの子たちを見つけてみてくださいね。