2019.10.17

銭湯には牛乳のワケ #スナックミー

snaq me

銭湯とセットの飲み物といえびん牛乳

お風呂上りに自動販売機を見ると、なぜか買いたくなってしまいますよね。

牛乳か、コーヒー牛乳か、フルーツ牛乳か迷うこともしばしば。

よく考えると銭湯では鉄板だけど、家のお風呂と牛乳の組み合わせることはあまりないような気もしませんか?

今回はちょっと不思議な「銭湯と牛乳」についてご紹介します。

牛乳屋さんの知恵

銭湯に牛乳が置かれ始めたのは昭和30年頃。

白黒テレビ、洗濯機、電気冷蔵庫が「三種の神器」といわれていた時代です。

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銭湯には、一般家庭よりも一足早く冷蔵庫が普及しました。

ここに注目したのが街の牛乳屋さんでした。

冷蔵庫が普及していない一般家庭では、朝に配達される牛乳を一人一本ほどしか飲めませんでした。

冷蔵庫があればいたみやすい牛乳も保存することができます。

そこで牛乳屋さんが販路拡大として銭湯に売り込んだんです!

びん牛乳のおいしさ

スーパーなどでは紙パックで売られている牛乳。

銭湯ではいまだに牛乳瓶に入っていることが多いですよね。

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実はコップで飲むよりもびんで飲む牛乳の方が美味しいことが科学的に証明されているんです!

明治食品開発研究所と金沢工業大学感動デザイン工学研究所の共同研究によると、

びん牛乳は牛乳の香りを強く感じることができ、ひんやり感も楽しめる優れものなんだとか。

まさに銭湯にピッタリですね!

銭湯をより一層魅力的にする「びん牛乳」。

これを飲むためにふらっと銭湯に立ち寄ってみてはいかがですか?


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