このお菓子は、Flapjack(フラップジャック)といいます。
そしてこの単語について辞書で調べてみると、1つ目の意味にパンケーキと出てくることが多いです。
、、、これがパンケーキ???
実はこのフラップジャックという単語は、イギリスとアメリカで違った意味をもっているんです。
今回はそんな少し変わったイギリスのお菓子「フラップジャック」についてご紹介します!
英国発祥のお菓子「フラップジャック」とは?
パンケーキではないフラップジャックは、一言でいうとオートミールバーです。
オーツ麦、バター、砂糖、ゴールデンシロップ(蜂蜜のような見た目の糖蜜のこと)が基本の材料で、ドライ・フルーツやナッツ類、チョコレートなどをお好みで加えます。
バター、砂糖、シロップを火にかけて溶かしたら、オーツ麦などと混ぜ合わせ、トレーに平たくのばしてオーブンで焼くことで完成です。
イギリスではカリッとしたタイプよりも、柔らかくネチっとしたものの方が好まれるそうです。
フラップジャックの由来
フラップジャック(flapjack)という単語はフラップとジャックの2つに分けて考えられます。
フラップ(flap)はパンケーキをひっくり返すという意味を持つ動詞だといわれています。
しかし、ジャック(jack)の意味ははっきりとはわかっていません。
ジャックには普通よりも小さいという意味があり、小さいサイズのパンケーキをフラップジャックと呼んでいたという説や、
ジャックは地域の貨幣からきているという説があります。
由来ははっきりしませんが、オックスフォードイングリッシュディクショナリーによると、イギリスでも17世紀初期からパンケーキという意味で使われていたことがわかっています。
アメリカにはこのパンケーキという意味だけが残っていきます。
一方のイギリスでは、1935年になると先ほど紹介したオートミールバーの意味で使われ始めます。
そしてイギリスでは、フラップジャックといえばオートミールバーを表すようになりました。
なんとも不思議な言葉ですね。
いかがでしたか?
フラップジャックは2つの全く違うおやつを表すとっても面白い言葉でしたね。
もしイギリスやアメリカに行く機会があれば、同じ英語でも異なる文化を探してみるのも面白そうですね!
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