2021.07.19

月曜日の朝に、言葉をひとさじ。|7月19日

snaq me

“向日葵は 金の油を身にあびて ゆらりと高し 日のちひさきよ”

-前田夕暮


先日、晴れマークが現れた週間天気の予報を眺めながら家へ向かっていると、あることに気づきました。

冬、だいすきなおでんと肉まんをあまり食べていなかったんです。

肉まんにおいては1回買ったかどうか怪しいくらい。なぜなんだ。

おでんの好きなところは、はんぺんが入っているから。肉まんもそうですが、ふかふかした食べものがすきなんですよね。

あとは温かいだしが飲めるから。社内ではトップの座を狙えるくらいには暑がりなんですが、真夏でもあったかいスープが飲みたくて、いつも汗を拭きながら食べています。

おでんも肉まんも、基本的には冬にしか現れないややレアキャラ的存在。

毎年飽きるまで食べるのに、いつのまにか春がきて、梅雨がきて、夏ももうすぐそこまできてしまいました。

こういうときどうするかというと、「今しか食べられないものをちゃんと楽しむ」に尽きます。

ふわふわのかき氷、冷やし中華、冷麺、素麺、すいか、しろくまくんのアイス……(麺ばっかりだ)

すでに7月下旬へ突入し、このままいくと夏らしい日が楽しめるのも2ヶ月ないかもしれません。

特に麺は平日のお昼なら外で食べるか、夜家で食べるか。これから毎日夜は麺にするくらいの気持ちを持った方がいいなと思いました。

と言いつつ、カレーや中華料理のような辛いものも食べたくなるんですよね。

会社でごはんが作れたらいいなあ。

ひとまず今日の晩ごはんは冷麺にしようと思います。みなさんも、今の時期に食べたいものは悔いなく楽しんでくださいね。

さて、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。今日は晩ごはんが楽しみです。

ちなみに今回の言葉は、大正時代に活躍していた歌人、前田夕暮の歌で「向日葵は金色の油のような太陽の光を浴びて、ゆらりと高く咲いている。太陽がなんだか小さく見えるほどだ」という意味です。今年の夏はいくつ向日葵を見つけられるかなあ。

どうか今週も暑さに負けない一週間になりますように。

文=ひらいめぐみ


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