


“Healing yourself is connected with healing others.”
自身を癒すということは、自分以外の人々を癒すこととつながっています。
-Yoko Ono(オノ・ヨーコ)
「どうせ、わたしなんか」は、子どものころの口癖でした。
運動もできないし、秀でた才能もなく、勉強もそこそこ。
直接口に出すことは多くなくとも、常に胸の奥でその言葉が引っかかっていたように思います。
一方で、頑張りたいときは自分を鼓舞し、過剰に追い詰めてしまっていました。
ほかの人なら、もっと頑張れるはず。少しくらい体調崩したってまだ若いから大丈夫。
途中までは頑張れたんです。ところが人間のからだというのは不思議なもので、無理をしすぎるとちゃんとサインを出してくれるんですよね。
からだのSOSの声を聞いて、ようやく心の声が届くようになりました。
「自分を大事にしなきゃだめだよ」と言われてもピンとこなかったけれど、今なら分かります。
「自分を大事にする」というのは“他人がされてやなことを自分にもしない”ことだ、と。
“自分がされていやなことを他人にしない”は母からの教えですが、自分自身のことだって決して蔑ろにしていいわけではありません。
言葉には、「言霊」が宿ると言われています。
言葉にしたことは、少なからず自分自身に影響を与えます。
それは、良いことも、悪いことも。
だからどれだけ現実から遠くても、望んでいることを言葉にすることには意味があると思っています。
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周りの人をしあわせにしたい、と願うのならば、それを叶えるいちばんの近道は「自分をしあわせにしてあげること」なのかもしれません。
友だちや家族が元気で楽しく暮らしていると聞くと、それだけで嬉しくてにこにこしますもんね。
さて、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
最近切れていたお気に入りの白味噌がやっと購入できて、ほぼ毎朝お味噌汁を飲んでいます。暑くなって冷房で冷えやすい季節になってくるので、どうか適度にからだをあったかくしてお過ごしください!
今週もよりよい一週間になりますように。
文=ひらいめぐみ
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