2021.06.28

月曜日の朝に、言葉をひとさじ。|6月28日

snaq me

“Healing yourself is connected with healing others.”

自身を癒すということは、自分以外の人々を癒すこととつながっています。

-Yoko Ono(オノ・ヨーコ)


「どうせ、わたしなんか」は、子どものころの口癖でした。

運動もできないし、秀でた才能もなく、勉強もそこそこ。

直接口に出すことは多くなくとも、常に胸の奥でその言葉が引っかかっていたように思います。

一方で、頑張りたいときは自分を鼓舞し、過剰に追い詰めてしまっていました。

ほかの人なら、もっと頑張れるはず。少しくらい体調崩したってまだ若いから大丈夫。

途中までは頑張れたんです。ところが人間のからだというのは不思議なもので、無理をしすぎるとちゃんとサインを出してくれるんですよね。

からだのSOSの声を聞いて、ようやく心の声が届くようになりました。

「自分を大事にしなきゃだめだよ」と言われてもピンとこなかったけれど、今なら分かります。

「自分を大事にする」というのは“他人がされてやなことを自分にもしない”ことだ、と。

“自分がされていやなことを他人にしない”は母からの教えですが、自分自身のことだって決して蔑ろにしていいわけではありません。

言葉には、「言霊」が宿ると言われています。

言葉にしたことは、少なからず自分自身に影響を与えます。

それは、良いことも、悪いことも。

だからどれだけ現実から遠くても、望んでいることを言葉にすることには意味があると思っています。

 周りの人をしあわせにしたい、と願うのならば、それを叶えるいちばんの近道は「自分をしあわせにしてあげること」なのかもしれません。

友だちや家族が元気で楽しく暮らしていると聞くと、それだけで嬉しくてにこにこしますもんね。

さて、今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

最近切れていたお気に入りの白味噌がやっと購入できて、ほぼ毎朝お味噌汁を飲んでいます。暑くなって冷房で冷えやすい季節になってくるので、どうか適度にからだをあったかくしてお過ごしください!

今週もよりよい一週間になりますように。

文=ひらいめぐみ


この記事をシェアする

snaq me

最新のよみもの