“ Gratitude is not a limited resource, nor is it costly. It is abundant as air. We breathe it in but forget to exhale.”
感謝は限られた資源ではなく、お金もかからない。空気のようにありふれたものだ。私たちはそれを吸い込むが、吐き出すのを忘れてしまう。
– Marshall Goldsmith(マーシャル・ゴールドスミス)
子どもの頃は、元旦になると年賀状が何枚きているかポストを見に行くのが楽しみで、来週から会えるクラスメイトからであっても、すごく嬉しかったのを覚えています。
年々書く習慣がなくなっていったのは、「大人になったから」というよりも、スマートフォンによって気軽に連絡がとれるようになったことが大きい理由かもしれません。「もらっても返事を書くのが億劫なのでどうしていいか分からない」という気持ちも少なからずあります。
だけど、今年は久しぶりに年賀状のことが頭によぎりました。きっかけは、10年近く使っていたスマートフォンからガラホ(ガラケーとスマホの間くらいの機能を持っている携帯電話)に変えたこと。
変えた経緯については次回以降どこかで書こうかなと思っているのでここでは割愛しますが、LINEだけうまく引き継ぎができず、親しい友人と連絡をとる手段がなくなっていることに気づいたんです。
特に仲の良い人に限ってSNSをやっていないことが多く、唯一の連絡手段がLINEであることに……。
結果的にガラホ以外の端末で一時的にログインができ、連絡先を転送できたのでことなきを得ましたが、年賀状(もしくは手紙)で「LINEのID変わったよ〜!」と書いて伝えるところでした。
でも思い返してみれば、年賀状を送る相手の多くはお世話になった先生方だったんですよね。そして、先生たちのLINEはもちろん知りません。
あのときはハガキサイズにはおさまらない感謝の気持ちを綴っていたのに、今では伝える機会がないなんて、とてもさみしいことです。
なかなか口では言いづらいことも言葉にできるのが、手紙のいいところ。日本にはお歳暮の文化もありますし、今年の年末は、お世話になった人に感謝を伝える時間に使おうと思います。
文=ひらいめぐみ
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