


こんなおやつがあったらいいな。妄想から生まれたおやつを、ひとつひとつコレクションケースから取り出しながらご紹介します。
空からきらっと光が流れる一瞬。瞬きひとつで見失ってしまうほどの速さで消えて行く流れ星が落ちたところには、いつも必ず隕石のかけらが落ちているのだと思っていました。
でも、どうやら流れ星には落ちてくる途中で燃え尽きてしまうものもあるようです。
子どものころはそんなふうに、よく虹の端っこや流れ星が落ちる先がどうなっているのか考えるのが好きでした。
虹は近くでみると大きくて、霧みたいになっているのかも。流れ星はきっとクッキーの味がするんじゃないかなあ。
そんな妄想の中に存在する、小さな世界について。
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チョコレートたちのほとんどは工場で作られ、それぞれのメーカーの型に体を押し込めて一枚のいたチョコレートになります。
それがチョコレートたちにとって誇り高き理想の姿であり、一人(チョコ)前の証ともされています。まだカカオだったころは、あんなになめらかでつややかな形になれるなんて、想像もつきません。
だけど、ごくまれにやんちゃな子がいるんですね。
みんなと同じ形におさまるなんてつまらない。せっかくならオンリーワンのチョコレートになりたい。
そうやって飛び出したチョコたちは、外の世界に飛び出し、工事現場のセメントの中へ飛び込みます。
すると、すべてグレーのタイルで地面を埋める予定だったはずが、一部のセメントがチョコレート色になってしまいます。職人さんたちは仕方なく、ところどころ茶色のタイルをはめることにしました。
街を歩いていると、なぜか不規則にえんじ色だったり、茶色っぽいタイルが点在していることがあります。
もしかしたら、それはやんちゃなチョコレートたちでできているのかもしれません。
お腹が空いている時、本当にタイルのブロックがチョコレートに見えてくることがあります。これ全部チョコだったら嬉しいのになあ。でも熱に弱いからくっついちゃうかしら。というか人が上から歩いてるから食べたらよくないか……など。
もしチョコレートでできていたら、みんな床をはがしてばりばり食べるのかな。そんなことを妄想してみたら、面白くてにやにやしてしまいました。
文=ひらいめぐみ
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