2021.12.17

今月のおやつ図鑑|師走

snaq me

今月もやってまいりました。定期便の新作商品の情報をお届けする「今月のおやつ図鑑」。

次はどんな新作が届くのかな。わくわく。ひとつひとつご紹介しますね。

だし巻き卵のミニチュア版。バニラ香るさくさくショートブレッド

少し前から割れにくくお届けできるよう形状が変わったショートブレッド。何だか見慣れた厚みと形状だな……とずっと思っていたのですが、分かりました。だし巻き卵です。

縦と横の比率といい、厚みといい「だし巻き卵いっちょ上がり!」と出されても食べるまで気づかないかもしれません。

大きな口を開けてがぶっと齧れば、ふくよかなバニラの香りが広がります。ほんの少し塩を入れているので、優しい甘さの中にきりっとしまった表情も見え隠れしています。

絵本の世界から飛び出してきた三日月と星のクッキー

絵本の世界から飛び出してきたようなかわいらしい星と月のクッキーです。現実世界に月はひとつしかありませんが絵本の世界なのでふたつあります。

どこか懐かしい素朴な味わいなのも、このほんわかした世界観によく合っています。ちなみに三日月のクッキーはやさしいかぼちゃ味。クリームチーズをはさむのが個人的におすすめです。

また、こちらはマグミーで公開中である2022年の上半期の占いの企画に合わせて開発してもらったクッキーでもあります。アレンジ方法は各星座ごとに紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

みんなを虜にしてしまう 口どけなめらか ココアカシュー

ココアバターって実は30~35℃で溶ける性質を持っているんです。人の体温くらいですね。その性質により、口に入れるととろりとなめらかな口溶けが広がります。

和三盆とココアパウダーをまぶしているので、食べているだけで冬を感じられます。ココアはやっぱり冬がおいしいんだよねえ。

逆を言えば「溶けやすい」ということでもあるので、暖房のきいた部屋では直接温風が当たらないよう気をつけてくださいね。

人生に必要なアクセント。島豆腐チップス ピリ辛

根強いファンの多い、島豆腐チップス。ご覧の通り見た目もシンプルで、めちゃくちゃ派手な味でもないんですが、するめのように噛めば噛むほどじんわりと優しい島豆腐の味わいが感じられて、気づいたらなくなっているおやつです。

基本的に柔和な島豆腐チップスたちですが、何か思うところがあったのか、先日にんにくと唐辛子をまとってスナックミー社を訪ねてきました。

「人生にはときにスパイスが必要よね」と言っていました。たしかに。

いつもよりちょっとキリッとした表情の島豆腐チップスともぜひ仲良くなってくださると嬉しいです。

南の島からやってきた?マスコバド糖とカカオのさくさくクッキー

前も「マスコバド糖」が使われたクッキーが出てきてたんですが、聞くたび「マスコバド島」という架空の島を思い浮かべてしまいます。ありそうですよね。

実際にはフィリピンの「砂糖の島」とも呼ばれるネグロス島で製造した黒糖と黒蜜らしく、「ネグロスなんかーい!」とつっこみを入れたくなりました。

マスコバド糖は、サトウキビの搾り汁を煮詰めて乾燥させた黒糖で、みなさんのイメージにあるような優しい甘さなんですが、日本の黒糖よりもマイルドな後味が特徴です。

また、オランダ産の良質なココアパウダーと、豊かな香りを持つペルーで収穫されたクリオロ種のカカオニブを練り込みカカオの濃厚な香りがぶわっとやってきます。大人な味わいのクッキーですよ。

紅白のお化粧をまとって新年のご挨拶。国産米100%で作ったポリポリ紅白あられ

年末年始といえば紅白の配色。せっかくユーザーさんに新年最初に定期BOXをお届けするなら、お正月の雰囲気をおやつでも楽しんでほしい……!そこで、ひとくちサイズのあられを紅白色にお化粧してみました。

もち米だけでできたあられは、焼きと冷ましを繰り返していくと「ポンッ」とポップコーンのように跳ねて焼き上がります。桃色あられはビーツパウダーで色付けをし、きなこあられにはきなこと、きなこのコクを引き立てる伊豆大島産の海塩を隠し味に。

あたたかい日本茶と一緒にこたつでのんびり味わいたいおやつです。

15:00のまどろみ。新鮮たまごのパウンドケーキ ココアマーブル

西日の差し込む15:00。お昼を食べた後、あたたかい部屋の中にいるとついウトウトしてしまいそう。

そんなまどろみと葛藤する頭の中のような、ぐにゃんと広がるマーブル模様をまとったパウンドケーキです。

製造者さんの自社提携農場でとれた新鮮な卵を使用。焼き上げてから個包装するまでの工程を一貫して行っているため、しっとり食感が長続きしています。

ココアとプレーンの味が同時に楽しめて、一度で二度おいしいですよ。

これでもかというくらいチョコがけした、完熟パインチョコ

ここまで全身にチョコを浴びたチョコがけのドライフルーツを見たことはほとんどなかったので、正直ちょっとびっくりしてしまいました。

もしかしたら棒チョコ(細長いパフがチョコで包まれているおやつ)の輪切りかな?とも思いましたが、一口齧ればパインの存在にすぐ気づきます。

オレンジピールに半分だけチョコがついてたりするじゃないですか。きっと見た目の点から、ドライフルーツとチョコのコントラストがある方がかわいいっていうのもあると思うんですが、本音を言うとね、「全部にチョコかけてくれ〜〜〜!」なんですよ。

だから、ここで映えに走らず、夢のようなチョコ全部がけを実現してくれたバイヤーには感謝の気持ちでいっぱいです。

今回使用しているのは粗糖のチョコ ミルク。パイナップルのさわやかな香りやジューシーさを生かしつつ、チョコレートのカカオの香りや味わいが広がり幸福感で満たされます。

どんぐりの帽子みたいだね。サクほろ食感のひとくちアマンドサブレ

ちょっと前に、ものすごくいい質感のどんぐりを拾いました。大きくてツヤっとしていて、自分がリスだったら絶対に食べるであろうおいしそうなどんぐりです。

よく通る道にも落ちているんですが、そういえばどんぐりって帽子がついているものとそうでないものがありますよね。でも、ついている方がかわいらしいですよね。

じゃあせっかくならみんなに帽子をつけてあげたらどうだろう?とどんぐり帽子を集めているコレクターからお裾分けしてもらったのがこちら! ……というのは冗談ですが、ほんとうにどんぐりの帽子みたいなかわいらしいかたちをしたサブレです。

きび糖を使ったやさしい甘さの生地に小さなアーモンドダイスをたっぷり混ぜ込んで、さくさくと軽い食感に。

ブラックコーヒーや甘さ控えめのカフェオレと一緒に飲んだらほっこりした時間が過ごせそうですね。

プリズムパワーが宿る Upさつまいも琥珀糖

「琥珀糖」って聞くとうきうきしてしまうのは自分だけでしょうか。きらきらが乱反射して、プリズムパワーがメイクアップしそうな気持ちになります。

こんなに美しい見た目ですが、実はアップサイクルのおやつなんです。美味しい部分も沢山残したままそのまま廃棄されてしまう干し芋用にカットしているさつまいもを、新しいおやつに大変身。外はシャリッとしていて、中はふにゃっと柔らかいクセになる食感に仕上げました。

おいも好きのみなさんは、ぜひリクエストをお忘れなく。

中華屋さんのまんまるテーブルみたいな 北海道産小豆のずっしりきんつば

まんまるで、みんなでぐるぐる回したくなる中華料理屋さんのテーブルかと思ったら、きんつばでした。きんつばって四角いイメージが強かったんですが、丸いのもあるんですね。

小豆の甘みを引き立てるためにコクのあるきび糖で炊きあげた自家製餡がぎっしり詰まっていて、ひとくちかじった瞬間「ギュッ!」とあんこの声が聞こえてきます。え、ほんとですよ!

つぶあんのおいしさがしっかり感じられるので、ここは煎茶やほうじ茶と一緒に楽しみたいですね。

一緒に食べれば屋台のチョコバナナ。さくさくバナナチョコミックス

大人になってから屋台のチョコバナナを食べたんですが、バナナに初めてチョコをかけた人は天才ですね。何であんなに合うのでしょうか。産地が近いのかしら、ともちょっと想像したんですが、甘いもの同士なのにぶつかりもしないし打ち消しもしないので不思議な組み合わせです。

バナナには、砂糖や香料を一切使っていないベトナム産の原料を使用。低温低圧で揚げるバキュームフライ製法でサクッとバナナチップに仕上げました。一般的なものよりも厚めなチップなので、噛み締めていくと生のバナナを食べているかのような本来の酸味や濃厚な味わいが広がります。

ぜひ粗糖のチョコと一緒にチョコバナナのまったりした味わいを楽しんでくださいね。バナナもチョコも喜びます。


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