2021.11.05

今月のおやつ図鑑|霜月

snaq me

今月もやってまいりました。定期便の新作商品の情報をお届けする「今月のおやつ図鑑」。

次はどんな新作が届くのかな。わくわく。ひとつひとつご紹介しますね。

小粋な手土産に使う風呂敷みたいな 北海道産酢昆布

急にやってきた渋めのおやつ。ちょっと忍者みたいだ。

SNSで食べたいかどうかアンケートをとったところ、twitterだけなぜか熱狂的なご要望が集まり、新商品のラインナップとして無事生き残りました。

材料は北海道産の昆布とお酢だけ。 厚みのある「つめ昆布」をお酢につけてやわらかく仕上げました。つめ昆布は、とろろ昆布などを職人が専用の包丁でうすく削ったときに残る昆布の根元に近い部分のことなんだそう。

とってもやわらかくて、噛みしめるほどに昆布の味が広がっていくんです。そう、とにかくやわらかい!ずっと噛んでいたいなあ。

ニッチですが、昆布ラバーのみなさんにはぜひリクエストしてほしいです。

実は食べ方に裏技もあります。食べるフルーツティー

最近めずらしいジャンルの新参者が多いですが、こちらはもはやティーです。でも「食べるティー」だからおやつです。

お届けの状態はこんな感じ。そう、ドライフルーツと茶葉がセットになっているんです。

てことは、お茶とドライフルーツ、別々にも楽しめるんじゃない?!

こんな一度で二度おいしいおやつはあっただろうか。ラッキーすぎるぜ……。と裏技を見つけたようなテンションでこれを読んでる方にこっそりお伝えしようと思っていたら、バイヤーからのコメントにも「紅茶を別で入れてドライフルーツをお茶請けとしてでも美味しくお召し上がりいただけます。」と書かれていました。オフィシャルだったね。

紅茶はストアで販売している薩摩紅茶なので、初めて飲む方には別々で最初飲んでいただいておいしさを知っていただくのもおすすめです。ほんとうに飲みやすくてどんなおやつにも合うんです。

ドライフルーツを入れることでぱっと雰囲気が変わるのも面白いので、ぜひそのときの気分で飲み方を楽しんでくださいね。

下はりっすが食べちゃった!フロランタンのあたま

先日りっすBOXが発売され、みなさんのお手元に届けられるよう出荷作業を進めているのですが、発送待ちのりっすたちがなんとフロランタンの下を食べてしまったよう……!

被害は少なく済みましたが、上だけ残ったフロランタンのあたまを見て「これだけ食べたい人もいるんじゃないか」と商品化してみることに。といういきさつかなあ、なんてつい思ってしまいました。

実際にはバイヤーが「フロランタンの上の部分だけを食べたい」と思っており、生産者さんに実現してもらったそう。

ローストしたスライスアーモンドに、バターもたっぷりです。

【ごーるど以上】ひとくちスコーン とちおとめ

かわいい!このちっちゃいスコーン、おやつに食べるのにちょうどいいんですよね。

バターミルクパウダーのまろやかなミルク感に、ちらりと覗くとちおとめの甘酸っぱい味わい。外はさっくり、中はしっとりで100点の食感です。

こちらはステータスがごーるど以上の方のみリクエストできますのでご了承ください。

【otsuma.meの新作】鶏と大根の照り煮

突然煮物が出てきてびっくりしちゃいますよね。こちらはスナックミーではなくオツマミーの新作です。

甘辛い味でやわらかく煮込んだ鶏肉と大根。大根の甘みが鶏肉にしみ、鶏肉のうまみが大根にしみて、おいしさの相乗効果を発揮しています。

寒くなってきたので、熱燗も合うだろうなあ。途中、味変で七味なんかぱらっと振っちゃったりなんかしてね。お酒が進むおつまみです。

もくもく雲のような アーモンドロシェ

秋の澄んだ空に浮かぶもくもくした雲をちぎったのかな?と思いきや、おやつでした。「ロシェ」はフランス語で「岩」という意味で、雲ではなく岩に似たメレンゲクッキーのことのようです。岩か〜。

アーモンドダイスを入れているので、ふわりと香ばしさが広がります。こくのある粗糖を使用しているので、一緒にコーヒーや紅茶を飲むと奥行きのある味わいに。

さくっとしてしゅわっと溶ける不思議な食感は、夢を食べているみたいで面白いです。

秋の味をじっくりことこと煮詰めた りんごジャムクッキー

数千年前に発掘された秋の化石のような、このジャムクッキー。

旬であるりんごの品種「紅玉(こうぎょく)」を、皮ごときび糖でことこと煮詰めたジャムを乗せています。

紅玉は、色味が鮮やかで甘酸っぱくて濃厚な味わいが楽しめるおやつ作りに適したりんご。紅茶と一緒に食べれば、アップルティーのようなさわやかな後味が楽しめますよ。

ときどき誰かからのいただきもので家にあったクッキーの詰め合わせに入っていたような、懐かしさも感じるかわいいクッキー。おそろいの色のネイルをして食べたい秋色おやつです。

しあわせのかたちは、いろいろ。幸せプチパイ ガーリック&パセリ

しあわせプチパイと言えば甘くて香ばしく、バターの濃厚な味わいが特徴のおやつ。しあわせってきっとこんな味がするんだろうなあ、という気持ちになります。でも、しあわせのかたちはひとつではありません。

甘くてもしょっぱくても、おいしいものを食べればしあわせな気持ちになりますよね。ということで、ガーリックとパセリに手を借りて、新たなしあわせを探してみることに。

そうして生まれたのがこの新しいフレーバーでした。

よつ葉バターを贅沢に使ったサクサク食感のパイにガーリックとパセリをトッピングして、大人の味わいに。クリームチーズを添えたり、胡椒をちょっとふるとお酒に合うおつまみになりますよ。

「こく」と「まろ」が出会うカレーチーズアーモンド

なんでもカレー味にしたくなっちゃうくらい、みんなが大好きなカレー。ピリッとスパイスがきいたものも過去にいくつかありましたが、今回はまろやか寄り。

直火焙煎して香りと甘味を引き出したカリフォルニア産アーモンドに、カレーとカマンベールチーズをバランスよくまとわせています。

カレーパウダーには、国内製粉してから寝かせた香り高い熟成スパイスを使用しています。スパイシーだけどクリーミーな味はこの時期にぴったりですよ。

たまねぎとたまねぎが手を取り合って 淡路島産たまねぎあられ

冷蔵庫の王さまであるたまねぎ。いつでもあらゆる家庭の冷蔵庫の中に鎮座しています。どんな料理にも飛び込むことを厭わない度胸が人気で、年中大活躍。

そんなたまねぎをこれでもかと使ったあられが登場。 国産米100%のもち米に、淡路島産のたまねぎチップを搗き(つき)込み、ふっくらと焼き上げたのちに、淡路島産のオニオンパウダーとシンプルに塩で味付けをしました。

噛み締めると、じおじおとたまねぎやもち米の甘みがやってきて、自然のうまみに圧倒されます。たまねぎはやっぱり冷蔵庫のキングだなあ。

大御所の空気をまとった宗田鰹の鰹節あられ

瀬戸内の崖かな?と思ったら、瀬戸内生まれのあられでした。顔色にも表情があってかわいらしいです。

こちらはスナックミーあるある、素材こだわりすぎシリーズのメンバーです。バイヤーコメントを読んでみると、「国産米100%のもち米に、」ふむふむ。「高知県土佐清水産の宗田鰹の節をたっぷり振りかけ、」宗田鰹の節……?「鰹節の本場だからこそ味わえる、旨みとコクをサクサク食感と一緒にお楽しみください。」本場から調達した鰹節……?とこだわりをさらりと書いていて思わず混乱します。

宗田鰹の節は、実際日本料理店や老舗の蕎麦屋で使われている、良質なかつおぶし。普段のごはんでもこんなにいいかつおぶしを食べていないのでは……?と想像すると、もしかしたら人生で一番いいかつおぶしを食べてることになるかもしれません。

ひとくち頬張り目を閉じれば、瀬戸内の潮風が感じられそうです。

あられって日本人にとっては昔から食べ慣れたおやつですが、この宗田鰹の鰹節あられは、温度や湿度により生地の乾燥時間や焼成温度を微妙に調節するという、職人技があってこそのおいしさ。ぜひ瀬戸内に思いを馳せながら味わってくださいね。

小さいころ遊んだ輪投げみたいな ふんわり焼きドーナツ アーモンド&ココア

ふんわり焼きドーナツからまた新たなフレーバーが登場。この焼きドーナツ、どの角度から見ても、ぽてっとしていてかわいいんです。

「何か見たことあるな〜」と思っていたら、小さいころに遊んだ輪投げでした。綿が入ってて、ふわふわしてるやつです。

素材には、生産者さんの地元岡山県の地産の卵、牛乳、小麦粉を使用。国内の原材料は「国産」とひとくくりにされることも多いですが、地産のものを使っていると分かると、ぐっとその土地に親しみが湧いてきますよね。

ココアパウダーを入れていることで濃厚な味わいと、ときおり合いの手のように現れるアーモンドダイスがいい仕事してます。

人生は引き算なのよ 和三盆のやさしい甘み 黒ごまきなこ大豆

大豆は甘味と香りが特徴の、北海道音更の大袖振大豆を使用。 力強い味わいの大豆を、しっかりと焙煎して香りを引き出した深煎りのきなこ、香ばしい黒ごま、優しい甘味の和三盆で包み込みました。

リッチな素材をたくさん詰め込んだ洋菓子は、それはそれでとてもおいしいのですが、ぽりぽりと食べているうち「人生はねえ、引き算なのよ」と語りかけてくる声が聞こえてきます。

人生を知り尽くしたおばあちゃんの教えのように、じんわりと心の奥にシンプルな味わいが広がっていきますよ。

月餅は他人の空似です。はちみつクッキー

「街中でよく月餅と間違われるんです」と教えてくれたのは、はちみつクッキー。ちなみに月餅は日本で言う中国のお月見に食べられるおやつ。ただし月餅のようにあんこは入っておらず、味もはちみつを使った優しい味わいです。

さらに食感はボーロのようにしっとり噛みごたえがあります。

はちみつが多く含まれているため、気温が下がると食感が硬くなることがありますが、電子レンジで10秒ほど温めると、ふんわりさくりとした口当たりに。はちみつときび糖の甘い香りがいっそう引き立ちますよ。

ライバルはひとくちクッキーマン。ジンジャーマンクッキー

少し前に匂わせジンジャーマンことひとくちクッキーマンが登場していましたが、なんと今回は本物(ジンジャーが入った)のジンジャーマンが。

彼らが窓からこっそりスナックミー社を覗いてみたらひとくちクッキーマンがいることに気づき、慌てて「次は俺たちを仲間に入れてくれ!」とやってきたのでした。

と、言いつつ根は思いやり精神のあるジンジャーマン。スパイスがあまり得意でない方にもチャレンジしていただきやすいよう、今回使用したスパイスは生姜だけ。きび糖とはちみつを使ったザクっとしたやさしい甘さがベースになっているので、ピリッと感もやや控えめです。

ホットミルクや温かい紅茶と一緒に楽しむのがおすすめです。

巨大ロボット顔負けの愛媛果試第28号チップス

「え?」と思った方も多いであろう、愛媛果試第28号チップス。もっとかわいい名前を想像していたのに、「愛媛果試第28号チップス」で登録されていて、思わず笑ってしまいました。絶対鉄人だ。

原料である「愛媛果試第28号」、以外にも外皮と薄皮は薄くてやわらかく、果肉もゼリーのようになめらかで果汁たっぷりなんです。意外と柔和な柑橘でした。

皮ごと干しているのは、皮にも素材本来の味わいがぎゅっと詰まっているから。

名前と味のギャップをぜひ楽しんでくださいね。濃厚な甘みで、ヨーグルトやシリアルにトッピングするのもおすすめです。

薄くっても一人前。ノンフライ堅じゃが

お魚のヒレのような波打つカーブが美しいこのじゃがいもの薄切りは、ノンフライのポテトチップス。揚げてないのは嬉しいですね。

最近「おやつは好きだけど、ポテチは脂っぽくて苦手なんです」という話を聞くことが結構あります。ノンフライで、素材の味がしっかり感じられるこのノンフライ堅じゃがなら、ポテチ食べたい気分だけどあんまりいっぱいは食べられないな、というときにぴったり。

一枚が薄いですが、こう見えて堅めなので、食べ応えはしっかり。原料のじゃがいもは国産のもので、品種はメークイン、男爵を使用しています。

寒いこの季節、スープのトッピングにするのもいいですよ!

肩幅がちょっと広くなったおいしいショートブレッド ココアクランベリー

あれ?何か大きくなった?と思ったら、横長にサイズが変わっています。割れを防ぐため、この新作から形状が変わりました。今後、「おいしいショートブレッド」シリーズの他のフレーバーも順次このどっしり型に変更されます。

北海道産の小麦粉と全粒粉を使用したほろ苦いざくざく食感のココアの生地に、噛みごたえのある甘酸っぱいクランベリーをまぜまぜ。

口の中で奏でられる演奏が楽しいおやつです。電子レンジで10秒ほど温めると、ざくほろ食感と香ばしく甘い香りが楽しめますよ。

クランベリーがルビーのようにきらりと光る きび糖ホワイトショコラ羊羹

断面を見たら「地層からルビーが出てきた!!」と思わずテンションが上がってしまうおやつです。

ショコラ羊羹は以前ありましたが、今回はなんとホワイトショコラ。和菓子でありながら、ホリデー感のある配色で、眺めているだけでうきうきした気持ちになってきます。

食感のアクセントとして、かすかな渋みと香ばしさが特徴のくるみ、羊羹の甘さを引き立てる甘酸っぱいクランベリーを閉じ込めました。

爽やかでまろやかな味わいを持つ煎茶とぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。

飛行石の見習い。キングソロモンデーツ

ちゃんと観たことがないので勝手な想像で「天空の城のアニメに出てくる飛行石みたいだなあ」と思っていました。ペンダントにしやすそうです。

改めて検索したら実際は水色の石で全然違ったのですが、ちょっと飛行石の見習いみたいじゃないですか?

そうは言っても実際はデーツでして、砂漠に生息するなつめやしの実です。デーツは旧約聖書にも出てくる古くから重要な食物となっており、イスラム諸国ではデーツと牛乳は伝統的にラマダーン(断食)期間中の日没後に最初に取る食事なんだそう!歴史を背負った果物でした。

果肉部分が厚く、ねっとりしたなめらかな食感で、濃厚なコクがあるのに後に残らない自然な甘みが広がります。

歴史に思いを馳せながらじっくり味わいたいですね。

木の実みたいな まんまるクッキー ミルクティー

新種のどんぐりかな?!と思ったらまんまるクッキーでした。このクッキー、ころころしててかわいいんですよね。先がちょんと角が立っているところも愛おしい。

スリランカ産のベルガモット漂うアールグレイ茶葉を使用しているので、ぶわっと茶葉の芳醇な香りが広がります。

抹茶やいちごのおやつと一緒に食べたら、ホリデー気分に。

先日、デザイナーズクッションを買いまして。snaq . meの自家製マドレーヌ 抹茶

最近デザイナーズクッションを購入したんです。すごく不思議なかたちなんですけどね、シックなグリーンが、ブラウンのソファの色とよく馴染みまして。え?デザイナーズクッションなんてない?いやいや、それがねえ、あるんですよ。

なんて会話を想像してしまいました。落ち着いた抹茶の色合いが、マドレーヌだけどちょっと和菓子っぽくてかっこいいです。

静岡県産の有機栽培の抹茶をたっぷり使用し、ほろ苦さと旨みがしっかりと感じられますよ。

さらに、生地にはバターだけでなく生クリームも!やったあ。抹茶ラテのようなまったりこっくりした濃厚な味わいは、この時だからこそ食べたいですね。

ホットミルクと一緒に飲んだら、冬がやってくるね。ココアジンジャーナッツ ※しるばーリス以上※

こちらはステータスがしるばーりっす以上の方がリクエストできるおやつ。

ココアパウダーをまぶしたほんのりジンジャー香るカリカリ食感のナッツです。生姜って年中食べられるのに、なぜこのホリデーシーズンっぽさを感じられるのでしょう。不思議です。

ペカンナッツは、くるみの親戚(くるみに親戚っていたんだ……!)。形は似ていますが、渋みや苦味がなくコクがある味わいが特徴ですよ。

ホットミルクと一緒に飲むと、口の中がちょうどよくココアになります。ミルクには、ちょっとバニラエッセンスをたらしちゃったりなんかしてね。


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