


明日は成人の日。
おとなになるっていつなんだろうという疑問を、実際にスナックミーメンバーにも聞いてみました。
・初めてなますの美味しさを感じてしまった時。(バイヤー カトウ)
・年金をおさめなさいのハガキがきたとき…(CS すー)
・仕事終わりのビールを美味しいと思ったとき、保険の登録で区役所にいったとき、、(デザイナー さっつー)
・おせちの数の子が美味しいと感じられたとき(今川)
・1着1万円の服を買ったとき、ピアスの穴をあけたとき、自分でPCを買ったとき(インターン まる)
税金や年金、保険など、社会人になってから払うようになるお金はつらいけれど、おとなだなと実感するタイミングに納得。
わたしはというと高校時代、現代社会の先生に「雪が降って喜べなくなったとき」と言われ、それを意識して過ごしていました。たしかに社会人2年目くらいのとき「あっ、前より楽しめなくなってる」と気づく瞬間があったのを覚えています。
また、メンバーからも挙がったような「味覚の変化を感じたとき」は、おとなになった方の多くが経験しているのではないでしょうか。
小さい頃苦手だった食べ物が食べられるようになったり、ビールが美味しいと感じられるようになったり…
成人を迎えても、あいまいなグラデーションカラーのように、小さな変化の積み重ねで少しずつより「おとならしく」なっていくのかもしれません。
今年は、ずっと楽しみにしていた成人式が中止になってしまった方、久しぶりに旧友と会える同窓会がなくなってしまった方、やりきれない思いをしている方がいっぱいいると思います。
まずは、この大変な一年の始まりに成人を迎える自分を心から労ってあげてください。
そして、今の自分の感情を受け止めながら、美味しいケーキを買ったり、ちょっといい入浴剤でお風呂に浸かったり、お気に入りの服を着たりしてみてほしいんです。
だって、悲しい、悔しい、という気持ちに蓋をするのが“おとな”というわけではないから。
成人を迎えるみなさんに、ご紹介したい本があります。
1冊目はサラ・ミッダさんの『おとなになること』。
まだまだ自分って子どもだなという気持ちで読むと、もうちゃんとしたおとなだったんだと気づかされます。お子さんがいるおとうさん、おかあさんにもおすすめです。
忘れかけていた子どものころの感情を思い出す一冊。
2冊目は朝井リョウさんの『もういちど生まれる』。5つの短編からなり、それぞれの主人公がみな19歳から20歳になる年ごろです。
ああ、何にでもなれるわけじゃないんだ、と自分の限界が見えたとき。自分と同い年の友人がどんどん活躍していると知ったとき。
おとなになるけどまだ全然おとなになりきれない、この歳だからこそ揺れ動く感情を生っぽく描いています。
最近はまた暗いニュースがつづき、心に疲れが出てくる時期です。
こんなときは美味しいものやエンタメのちからを借りて、もうひと波、ざぶんと乗り切りましょう。春は必ずやってきます。
文=ひらいめぐみ
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