ツリーに実った秋の彩りクッキー缶🍁クッキー缶大解剖【前編】

2023.09.28

snaq me

季節ごとのテーマにあわせたオリジナル缶に、おいしいクッキーをたっぷり詰め込んだ、スナックミーの大人気クッキー缶シリーズ。今秋の『ツリーに実った秋の彩りクッキー缶』が、9月21日(木)にいよいよ販売開始となりました！絶賛ご用意中につき発送はもうちょっと先になりますが、おうちに届く日を心待ちにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まだまだ語りつくせない魅力の数々を詰め込んで、本日はクッキーたちのおいしい食べ方を綴った【クッキー缶大解剖前編】をお届けします。

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ひと缶いただいてきました

夏に引き続き、今回も商品開発チームから貴重なひと缶をいただきました。ましかくで平たい缶は、2022年の『秋の森のにぎわいクッキー缶』からおなじみの形。早くも季節が一周しましたね。

今回から缶のデザイナーが別の方にバトンタッチ！デザイン担当しんかいさんが「どんぐりがつやっと光っているのがポイント」と教えてくれました。おやつの木からぽろっと落ちたどんぐりが、しっとりマットな質感の中で宝物みたいに光っています。

缶の側面には、森をトトトと走るりすの姿が。実は缶の裏面に食べかけのどんぐりが転がっているんですが（食べ終わったあとにひっくり返して見てみてください）、このりすが齧ったのかもしれませんね。そんな小さなストーリーが詰め込まれた、遊び心いっぱいの秋缶です。

前回のおひろめ編でお見せしたとおり、中身はこんな感じ。どんぐりや栗を模した主役級のものから、たっぷり楽しめる小粒のものまで…紅葉や木の実のように色とりどりのクッキーたちがぱっと目に飛び込んできました。

蓋を開けた途端、バターや卵の甘くて香ばしい匂いがふんわり広がります。コーヒーやミルクの用意も整ったので、さっそくひとつずつ食べていきましょう。今日は前編ということで、全11種のうち6種をご紹介します！

❶ 和栗のガレットブルトンヌ
ガレットブルトンヌとは、酪農と塩作りがさかんなフランス・ブルターニュ地方で生まれた、バター香るさっくり厚焼きサブレのこと。和栗のペーストを包み、愛らしい栗のかたちに焼きあげました。ミネラルたっぷりの土佐の山塩を使っています。

まるまるとした栗を模した、立体的なかたちが目を引く和栗のガレットブルトンヌ。けしの実をまぶして栗らしい見た目にしている、細やかなつくりにパティシエさんの技術や工夫がうかがえますね。

齧るとほくほくと食べごたえがあり、ココアクッキーと、その中に隠された和栗の香ばしくてやさしい味をしみじみと堪能できます。栗きんとんやマロングラッセなどの、どっしりと主張の強い栗の甘みが苦手な方にもおすすめ。

ナッツのような香ばしさの深煎りコーヒー、甘くない濃いめのカフェオレやミルクティー、シンプルにミルクなどとよく合います。クッキーと和栗のふくよかな風味がお口の中でふわっと広がりますよ。和風がお好きな方はほうじ茶と合わせると、栗羊羹のような風味を楽しめます（実は白餡が使われているんです）。

❷ 安納芋のリーフクッキー
あま～い安納芋の焼き芋パウダーとバターを練り込んで、落ち葉のかたちのクッキーを焼きました。おいものほっこりした甘さと、生地をしっかりと焼いたことによる小麦特有の香ばしさをじっくり味わえます。

小さな落ち葉に見えるかたちがチャーミングな、おいもの絞り出しクッキーです。ひと口齧った途端、こぶりな見た目からは想像できないほどのしっかりとした安納芋の風味に驚きました…！

スイートポテトやさつまいもモンブランを食べたくらいの、芯のある「おいもを食べた感」。それでいて、お砂糖やミルク、バターなどの甘み・風味にごまかされない、さつまいも本来の香ばしく濃厚なうまみが味わえます。

その満足度の高さについつい手が止まらなくなりますが、ぐっとこらえて少しずつ楽しみましょう。飲み物は香りのいいダージリンティーや、濃く淹れた苦めのブラックコーヒー、冷たいミルクなどが相性抜群。安納芋の香ばしい風味を楽しみたい場合はコーヒーや紅茶、まろやかな甘みを楽しみたい場合はミルクと合わせるのがおすすめです。

❸ いちじくとくるみの小枝クッキー
粗くミキサーにかけたドライいちじくとくるみの食感が心地よく残る、軽快な歯ごたえのざくざく全粒粉クッキーです。丁寧に手間をかけて、手軽につまめる約1cm幅の細い小枝型にカットしました。

ドライいちじくとくるみならではの食感がなくならないように、ほどよい具合でミキサーにかけられたこだわりのひと品。森にぱらぱらと落ちている小枝をイメージしていて、製造してくださったアズアイムさん曰く、約1cm幅に生地をカットするのがとっても繊細な作業だったようです。

ポリポリとした食感が小気味よく、味も甘すぎずほどよいので、安納芋のリーフクッキーなどのしっかりと甘いクッキーの合間に齧るのがおすすめです。こういうフィンガービスケットのような小枝型は、ついつい手が止まらなくなってしまいますね。コーヒーから紅茶まで、色んな飲み物に合う優等生です。お好きなものと一緒に召し上がれ。

❹ ミルクティーアーモンド
職人の技術が光る直火焙煎アーモンドを、ベルガモット香るアールグレイミルクティー味のカカオバターで包みました。ミルクは北海道よつ葉牛乳を使っています。なめらかなくちどけとリッチな味わいをひと粒ずつご堪能ください。

クッキー缶に入っている、クッキー以外の小粒おやつ。隙間を埋める脇役のように感じるかもしれませんが、これを食べるともうそんなふうには思えなくなります。

ほおばってひと噛みした瞬間、想像をはるかに上まわる濃厚なアールグレイの風味がぶわっと広がって、口の中でなめらかに馴染んでいく本格的な味わい。ほのかにほろ苦い渋みが後味に残るのも、茶葉から丁寧に淹れた紅茶を飲んでいるような心地にさせてくれます。

香ばしい直火焙煎のアーモンドはごろっと大粒で、しっかり食べごたえがあるのも嬉しいところ。ただ甘いだけの紅茶フレーバーとは一線を画した、贅沢な風味を感じられる立派なおやつです。紅茶やコーヒーはもちろん、渋みのない甘口の赤ワインと合わせるのもおすすめ。一緒に本や音楽でも楽しみながら、秋の夜長にゆっくりひと粒ずつ味わいたいですね。

❺ オレンジサブレ
刻んだオレンジピールをさくさくのサブレに練り込みました。バターのおいしさ感じる特製サブレ生地の中に、甘いオレンジピールのアクセントが隠されています。

さくっと軽やかな噛みごこちのサブレをひと口ほおばると、オレンジのやさしい風味がふわっと広がって溶けていきます。シロップで煮詰めたオレンジピールのおやつをよく見かけますが、ああいったこっくりした蜜感のある甘みではなく、果汁を感じるフレッシュな爽やかさが特徴です。

こく深いバターや卵のうまみに、さっぱりと爽やかなオレンジが息づく、満足感がありながらも甘すぎないサブレです。これだけたっぷり入った大袋があったら延々と食べてしまいそう…

香りのいいハーブティー（レモングラスなどの柑橘系以外）やすっきりした無糖の紅茶、冷やしたルイボスティーなどと一緒にいただくと、柑橘の華やかな風味がぐっと引き立ちますよ。

❻ ヘーゼルナッツクッキー
細かく砕いたヘーゼルナッツをたっぷり混ぜ込んで焼きあげました。さっくり軽やかな食感と、ヘーゼルナッツならではのリッチな風味がコーヒーにぴったり。

齧ってみると、断面には食感を楽しめるくらいの粒感（ここちよい粗さ）に砕かれたごろごろヘーゼルナッツがたっぷり。コリコリとした噛みごたえがよく、ナッツそのものを食べているような満足感が得られます。飾り気のないシンプルな見た目ですが、ヘーゼルナッツの爽やかなこくの余韻が長く続く、とても味わい深いクッキーです。

和栗のガレットブルトンヌと同じく、ナッツやキャラメルのような香ばしい風味のコーヒーと合わせると、ヘーゼルナッツの味わいをよりじっくりと味わえます。森で木の実を齧るりす気分でおやつ時間を楽しめますよ。スナックミーのりっすも、きっと喜んで食べそう。