イギリスといえば、アフタヌーンティー
そしてアフタヌーンティーに欠かせないものといえば、スコーン
イギリスで愛されるスコーン。愛されるがゆえの大論争があるんです。
「ジャムファーストかクリームファーストか」
スコーンのお供
イギリスでスコーンに塗るものは決まっています。
ずばり、ジャムとクロテッドクリームです。
ジャムは一般的にいちごジャムが使われます。
ラズベリーやカシスのジャムを使うこともあるそうです。
クロテッドクリームとは、脂肪分の高い牛乳を加熱後に冷やし、表面に凝固した脂肪分を集めて作られるクリームです。
生クリームよりも脂肪分が高く、濃厚な味わいが楽しめます。
スコーンの相棒ジャムとクリームのどちらを先に塗るか。
それがかなり大切なんです。
ジャムファーストとクリームファースト
特に熱い思いを持つのが、クロテッドクリームの産地であるデヴォンとコーンウォールです。
イングランド南西部に位置するデヴォン州。
この地域では、クリームを先に塗りその上にジャムをのせる「クリームファースト」が一般的です。
一方、イングランドの南西端に位置するコーンウォール州。
この地では、ジャムを先に塗りその上にクリームをのせる「ジャムファースト」が一般的です。
クリームとジャムのどちらをより深く味わいたいのか。
見た目が良いのはどちらなのか。
といったポイントがあるらしく、芸能人がTwitter上で言い合うこともあったそうです。
この論争に関して大きな話題になったのが、エリザベス女王の食べ方。
元王室シェフによると、女王はジャムファーストらしいです。
ジャムとクリームだけじゃない
ちなみにスコーンに関してはもう一つ議論になっていることがあります。
それは発音。
[skɒn(スコン)]と[skəʊn(スコウン)]という2つの発音があるそうです。
よくもめることは人気の証拠。
これからもいっぱい愛されて、どんどん議論されていってほしいです。
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