日本語には食感の表現がたくさんあります。
英語やドイツ 語が約100語、フランス語約200語、中国語約150 語であるのに対し、日本語には約450語もの食感表現があるという調査結果もあるほど。
その中でも特に重要なのが「擬音語」と「擬態語」。
耳から聞こえる音や、ものの様子を言葉に変換した言葉のことで、これらを「オノマトペ」と言います。
硬さ
「カリカリ」「サクサク」「ザクザク」「パリパリ」「バリバリ」「ポリポリ」
弾力
「しこしこ」「プリプリ」「プルプル」「もちもち」「もっちり」
粘度
「ねっとり」「ネトネト」「ネバネバ」「べちゃべちゃ」
やわらかさ
「ほくほく」「ほろほろ」「ふかふか」「ふわふわ」
軽くあげただけでもこれだけあります。
他にも「とろとろ」「つるつる」「シャキシャキ」など、たくさんの言葉が思いつくでしょう。
(このポテトチップスを見て、あなたはどんな食感だと予想しますか?)
食べ物の美味しさには「味」「香り」だけではなく、この「食感」も大きくかかわっています。
科学的に数値化ができる分子によって感じられる「味」や「香り」と異なり、「食感」は人の口から喉にかけての感覚として表現されます。
上にあげた例の「サクサク」と「ザクザク」。
口で説明するのは難しいですが、食べたときに区別することはできますよね。
食感の表現が多様な日本では、私たちはそれだけ様々な食感を認識できるのではないでしょうか。
食感を区別できるということは、美味しさのバリエーションも増えることを意味します。
日本語だからこそ感じられる美味しさ。きっとあるのかもしれませんね。
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