“Christmas is doing a little something extra for someone.”
クリスマスとは誰かのために何かを少しだけ余分にしてあげることだ。
–Charles M. Schulz(チャールズ・M・シュルツ)
今週はいよいよクリスマスですね。わたしは普段ケーキを買う習慣があまりないので、「誕生日以外にホールケーキが食べられる日」として認識しています(笑)。
ひとり暮らしをしていたときはとにかくケーキが食べられるのが嬉しくて嬉しくて、ショートケーキとチョコケーキを一個ずつ買って、ひとりで二つ食べる喜びを噛み締めていました。クリスマスソングなんか流しちゃったりしてね。
「ケーキを食べる」が目的の日ですから、過ごす相手がいないことを寂しく思ったことはないのですが、独身の頃はよく「このうきうき感を誰かとシェアできないのはなんだかもったいないな」という気持ちがありました。ほんとうは、街ゆく人に「メリークリスマス!」と言ってキャンディーとかチョコとか配りたい。
もし同じ気持ちの方がいたら、クリスマスは他の人に、いつもよりちょっと優しくできるといいんじゃないかなと思います。
急いでいる人に道を譲ったり、落とし物を見つけたらみんなが見過ごしていてもぱっと拾って届けたり、よく行くお店の店員さんに「いつもありがとうございます」とお礼を伝えたり。
そういえば、何年か前にいつも行っていたスーパーの店員さんからさりげなく「よいお年を」と行ってもらったときは、とっても嬉しかったなあ。
誰かを優しくできたら、一日の終わりはケーキとおいしい食べもので、精一杯自分を甘やかしちゃいましょうね。
文=ひらいめぐみ
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